レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスはトップグループを走行中に転倒、ミスで勝つチャンスを失ったが、復帰後11位でフィニッシュ。青山博一は16位でフィニッシュ。
今シーズンはミスが限定されていたマルケスだが、マレーシアでは2度目の転倒を見ることになった。完全ウェットのセパン・サーキットでは、スタート2〜3分前に激しい雨が降り、マルケスはラインを外し、6人からなるトップグループの中にいた。しかし、レース中盤のターン11でミスをして転倒、復帰後、11番手で終わるバトルしかできなかった。マレーシアGPでのチームメイト、青山博一は、ポイント圏外の16位でレースを終えた。
マルク・マルケス
11th +36.480 sec.
今日は難しい日だった。朝から天気が不安定で、ついにはウェットでのレースになった。スタート前、ハードブレーキングができるカーボンブレーキを使うことを決めていた。それは正しい選択だったし、クラッシュとは関係がない。レース序盤、グループの後ろの方で、タイヤを温存しようとして、トップグループにいたが快適だった。ここで表彰台フィニッシュできると思ったけど、ならなかった。もうタイトルを獲っている今ではより良いものになる。この経験は来年の参考になる。
青山博一
16th +52.665 sec.
難しいレースになった。ひどい雨の中スタートし、より良いポジションで終われると思ったけど、不運なことに何周か前の混雑に引っかかってしまった。ラバトをパスしたときには、その前方のライダーを捕らえるには遅すぎた。初めはトラック上にかなりの水があって、僕の前で何があるのか何とか見れるぐらいだった。それで、抜くことができなかった。その後、太陽が出始め、少しプッシュすることに決めたけど、状況は簡単ではなかった。この週末は僕に快適に、できるだけ良いバイクを用意してくれるために、チームがとてもしっかり働いてくれた。レプソル・ホンダチームで乗れたことは本当にうれしい。またチャンスをいただけたことに感謝したいし、ダニが次戦で戻ってくれるように願っている。