2回目の公式テストは、24歳の誕生日を迎えたマルク・マルケスとチームメイトのダニ・ペドロサにとって、ひじょうに実りの多いテストになった。両ライダーは、一日を通してひじょうに速いペースを保ち、それぞれ2位と3位でテストを終了した。
好天の中、レプソル・ホンダチームのライダーは、時間をむだにせず、予定していた15分でスタート方法を練習するために9:45にコースに出た。その後、RC213Vのセットアップと、エンジン・マッピングに精力的に動き、さらにミシュランがテストに持ち込んだ新しいタイヤのスペックを確認した。
マルク・マルケス 2nd - 1:28.843 - 96 laps - 427km
午前中にベストラップを更新したけれど、特に午後からは多くの内容を改善できたので今日の進め方に満足している。全体的にとてもポジティブな3日目だったし、良い仕事をしたと思う。もちろん、このサーキットでは特別であることを忘れてはいないし、カタールで僕らの本来の状態が分かるだろう。
今日はチームから虫眼鏡という面白いプレゼントがあった。彼らは僕らの持っている問題を探すのにデータをチェックし、自分自身でそれを探せと僕に言っていることを強調しているのだと分かっている。HRCのたいへんな苦労には感謝しているし、徐々に良くなってきている。クルーチーフのサンティ・ヘルナンデスは良くなることを願っている。彼はいくつかメディカルチェックがあり、フィリップ・アイランドには来れなかった。僕らはみんな彼がいなくて寂しい思いをしているし、次のテストではまた彼に会えることを楽しみにしている。
ダニ・ペドロサ 3rd - 1:29.033 - 65 laps - 289km
特にお気に入りのコースの一つではないことを考慮に入れても、全体的にとてもポジティブなテストだった。本当に良く乗れていたし、日々改善できたと思う。昨日は体調が良くなかったけど、今日は少しずつ良くなってきて、コースで良い仕事ができた。チームがよく頑張ってくれた。僕らはまた電気系統とバイクのセットアップに集中した。時間がなくて唯一できなかったのがロングランだった。ミシュランもタイヤの面でいくつか前進させてくれた。まだいくつもすることがあるけど、全てにおいて正しい方向に向かっていると言える。