レプソル・ホンダチームのトニ・ボウがシーズン2勝目をオーストリアで獲得。藤波貴久は6位。
FIM Xトライアル選手権の2ラウンドで、ウイーンから45kmの位置にあるオーストリアのウィナー・ノイシュタットのアリーナ・ノバで2勝目をあげた。この勝利はトニ・ボウのインドアでの50勝目になる。チームメイトの藤波貴久は、ファイナルに進出できず、バルセロナでの初戦の結果を繰り返し、6位で終了した。
ボウは予選で参加する8人のライダーからわずかにリードし、ファイナルでファーストゾーンを唯一終了し、3人のライバルを打ち負かした。ボウは最後から二つ目の障害で、そのゾーンを唯一終了し、勝利を確実なものにした。こうして2位と10ポイント以上の差をつけラウンドを終了した。この勝利で、ボウは40ポイント、2位と10ポイント以上の差で選手権リードを増強した。
チームメイトの藤波貴久は、再びファイナルまでひじょうに近いところで終了した。彼は予選18ポイントで、4位と5ポイント差の6位で終了した。
Xトライアル第3戦は、2週間後、3月25日にフランス・マルセイユで行われる。
トニ・ボウ
とてもうまくいった。僕らはミスをしないで、全ラウンドでとても集中できた。最後は小さなミスをいくつかしたけど、うまくいったと思う。この勝利はチャンピオンという目標に導いてくれると言える。次週はスペイン選手権とふたつのファイナルがある。それらもまたリラックスできない二つのレースだけど、している仕事に満足している。
藤波貴久
順位を見ると、結果はバルセロナと同じだけど、このレースはもっと自信を持っていたし、少しうまくいったので、満足している。ゾーンは難しくてテクニカルだった。一つのゾーンをフィニッシュしていたらファイナルに進めただろう。5位や6位が欲しいのではない。もっと上を目指すけど、そこにはそんなに遠くはない。それが失望していない理由だよ。