ダニ・ペドロサとマルク・マルケスが1-2フィニッシュを飾ったスペインGPから一夜明け、ヘレス・サーキットに戻り、気温28℃、路面温度45℃の中、テストを行った。
レプソル・ホンダチームの二人は、オースティンでペドロサだけがほんの少しだけ試した新しいエキゾースト、電気系統のアップデート、ミシュランのフロントタイヤ(ミディアムとハード)のテストなど、忙しいスケジュールをこなした。
マルク・マルケスは、他のライダーよりも多く、96周周回し、26周目にトップと0.002秒差の1'38.637を記録した。ダニ・ペドロサもかなり近く、52周回の48周目に1'38,716を記録。トップとわずか0.081秒差の3位でテストを終えた。
マルク・マルケス
今日のテストはとても満足だった。多くの周回を重ね、しっかり多くのことを試した。半日かけてエキゾーストのセットアップをしたけれど、それが重要で、ポテンシャルがあると思った。ポジティブな内容だったし、今はそれを次戦のル・マンで使えるのか、もう少しテストするのかどうか見極めなければならない。使ったタイヤでも順調に進んでいる。ハード・リアタイヤで多くの仕事をして、ポジティブだったことは良かった。テストにミシュランが持ち込んだフロントタイヤにもトライして、ブレーキ性能が更に良くなったし、コーナーでも活かせるようになった。僕は好きだな。もちろん、他のライダーも情報収集をするだろうから、彼らがどうするのか見ていくよ。
ダニ・ペドロサ
今日はトラック・コンディションが完璧だった。少しレースの時に似ていて、もう少しグリップが欲しかった。ミシュランが持ち込んだフロントタイヤをテストして、いろいろとテストができて、かなりポジティブな日になった。こんな良いコンディションの中、タイヤのテストができるのは重要なことなので良かった。少し違う感覚だったけど、もちろんセッティングは、どのセッティングが「対応できるか理解することが重要。今日は感覚が十分にポジティブで、今はどんな選択があり、それを可能な限り活かせるか見ていこうと思う。それがこの問題についての心構えだろう。
また、オースティンでほんの少しだけ試したエキゾーストのテストもした。いくつか改良されていて、ポテンシャルがあった。さらにほんのいくつか詳細を見直すだけ。さらに、電気系統でいくつかの改良と、ベースとなるセットアップを確認した。これで次戦のル・マンへの準備がすべて整った。