レプソル・ホンダチームのトニ・ボウがホンダのホームラウンドで2日とも優勝し、タイトル争いのリードを広げた。藤波貴久は3位と5位、ハイメ・ブストは2日とも6位だった。
日本での1日目、泥がレースを難しくしたが、トニ・ボウは24ポイントの差をつけ、申し分のない優勝をした。2日目もレースには勝ったが、わずか2ポイント差での勝利だった。トニ・ボウは、3ラウンドを消化し、2位と15ポイント差で総合順位をリードしている。
藤波貴久は、母国GPで3位表彰台を獲得し、2日目は5位に終わった。ハイメ・ブストは、両日6位で終了した。2日目はチームメイトの藤波貴久と同点だった。
トニ・ボウ
1st & 1st
最高だよ。レースがとても簡単だったので2日目は苦しんだけど、最後の結果を複雑にしたかもしれないミスをすることが可能だった。でも、その問題を最後のゾーンでゼロにして解消しレースに勝った。プレッシャーに耐えることができてよかったし、今週末のチームの素晴らしい働きに感謝したい。どのように次のレースが進もうと、僕らはタイトルに向けて良いスタートが切れた。
藤波貴久
3位 & 5位
昨日(1日目)の表彰台を繰り返すのに体調が良いと思ったので2日目は残念だった。簡単なゾーンの一つでチェーンに問題が出て、それが命取りになり、表彰台を逃してしまった。5位は悪くないけど、今日のような僅差の戦いでは、トニにも近づくことができた。日本でまた戦えて、ファンがゾーン1から15まで僕を応援してくれたし、この週末は最高だった。すべてのファンに感謝したい。
ハイメ・ブスト
6位 & 6位
1日目と同じ6位だけれど、少し良くなったと思う。1ラップ目、とても厳しい5をとり、最後のゾーンで失敗した。どちらも本当に簡単だった。2ラップ目では、ゾーン3で落ちてしまって、かろうじてペナルティーで終わった。1ラップ目の失敗で組み立てが充分ではなくなってしまって残念だった。