レプソル・ホンダチームのライダーは、今週末から5週間で4レースを争う。
ダニ・ペドロサは、タイトル争いを2位で滑り出した。マルケスは4位に位置している。彼はヘレスでの優勝を含む3戦連続表彰台に立っていて、5戦を消化し、68ポイントで総合2位に立っている。
マルク・マルケスは、ムジェロで3回優勝している。2010年125ccで、翌年モト2で、モトGPでは2014年に優勝している。
ペドロサは8度表彰台を獲得している。2回の優勝(2010年モトGP、2005年モト2)、2位が5回(2007、2012、2013年にモトGPで、2003年125cc、2004年250cc)、3位が1回(2008年モトGP)。
マルク・マルケス
ニッキーが亡くなったという最悪なニュースを聞いたのは、先週モントメロでのワンデーテストを終えようとしているところだった。彼はすごいライダーで、とても素晴らしい人だった。僕が15歳のデビューの選手権の時、彼はすでに世界チャンピオン。一緒にイベントに参加したし、僕の英語はまだまだだったので、彼はスペイン語を話そうとしていたし、とても面白くて、のんきで、まるで弟のように接してくれた。去年はオーストラリアでガレージをシェアして、レース後一緒に盛大なパーティーをした。彼の素晴らしい家族のように、彼はモーターサイクルにすばらしい情熱を持っていたし、いつも僕らは彼を思い出すだろう。
テストについては、バイクのセットアップをして、特に次のムジェロのレースで使い始めるミシュランのフロントタイヤを試すことに注力した。このタイヤでフロントの動きが少なくなったし、フィーリングがラップを通して安定した。どのようにレース全体を進めるかだけど、とにかく、自分のライディングスタイルでより良く感じられるし、ムジェロでの自信になる。少しでも僕を助けてくれるものになるだろう。
ダニ・ペドロサ
ムジェロでの週末は、とても感情的になるだろう。友人、特にチームメイトとして3年間とその後数年、とても近くにいた人を失ってきつい。どれほどニッキーがプッシュし、どれほど厳しく挑戦し、モトGPタイトルを獲るという夢を負うことを決してあきらめないかを覚えている。2015年、腕上がりで苦しんで、最初のGPの後しばらくレースを辞めることを発表した時のことも思い出した。彼は僕がどんな状態かを確認するためにすぐに会いに来てくれて、実際に手術をする医師を薦めてくれたのは彼だった。彼はそんな素晴らしい人だったし、とても悲しいし、特に彼の家族を気の毒に思う。僕らはムジェロでレースをする時に彼を思い、近くに感じるだろう。先週のモントメロでもそうだったように。
カタルニアでは、改定されたレイアウトを周回し、これから使わなくてはいけないミシュランのフロントタイヤでテストした。テスト一日を通して学んでいくつかセットアップの調整をした。最後にはより良い感触をつかんだ。ベースとなるセットアップがうまくいったことを確信している。前向きにテストを終えた。