レプソル・ホンダチームのライダーは、総合順位68ポイントで並び、4位と5位。トップとは37ポイント差。
スタート直後、マルク・マルケスとダニ・ペドロサはそれぞれ4位と5位だった。マルケスは2周目に3位になったが、6位でチェッカーを受けた。5位とは0.083秒差。ダニ・ペドロサは、カル・クラッチローを抜こうとした最終ラップで転倒した。
マルク・マルケス
6th + 5.885 sec.
ファーストラップが重要だと分かっていたから、強くスタートして勝負しようとした。初めはそれができたけど、それからしばらくして、コーナーでのフロントタイヤのグリップに苦しみ始めて、他のライダーにストレートで捕らえられた。ミディアムのフロントタイヤを選んだ。ハードを選択するオプションがあることは分かっていたけど、レースを終えることができないだろうと思い、ミディアムの方が良いと思った。実際にハードは左右非対称で、ミディアムの方が右サイドがハードタイヤより硬い。ムジェロでは右側によりストレスがかかる。それでもある時点から、コーナーでかなり苦しみ始めたので、クラッシュしないようにと決めた。その状況で6位で完走した。選手権争いは浮き沈みが激しいので、頑張り続けて改良点を探さなくてはいけない。
ダニ・ペドロサ
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今週末の序盤からグリップ不足に苦しんだ。そして今日のレースではさらに良くなかった。スタートからフロントにもリアにもグリップがないと感じ、多くのライダーに何の術もなくパスされた。ストレートでさえもかなり暴れ、それをコントロールするのは厳しかった。長いレースだった。最終ラップでカル(クラッチロー)を抜こうとして、彼を押し出してしまった。ミスをして他の人に迷惑をかけて、申し訳なく思っている。幸い二人ともケガはなかったので、次のレースを楽しみにしている。カタルニアではもっと良いフィーリングになることを望んでいる。