レプソル・ホンダチームのライダーは、カタルニアGPでそれぞれ2位と3位だった。レプソル・ホンダチームの二人ともが表彰台に登るのは、今シーズン3度目。
ダニ・ペドロサは1周目に3番手、ホルヘ・ロレンソとマルク・マルケスの後ろに立った。6周目のターン10で、マルケスがロレンソをパス、ペドロサは2位に食い込むのに駆け引きをし、2周後にマルケスを追い抜いた。ペドロサはアンドレア・ドビツィオーソに抜かれる9周目までレースをリードした。その1周後、マルケスにも抜かれた。
マルク・マルケス
2nd + 3.544 sec.
昨日4回、今朝1回転倒していたので、今週の終わり方には本当に満足している。この状況は本当にきつかった。チームが自信を取り戻させてくれた。レース前に自分自身に「去年の自分と同じだ。自分のスタイルはいつもプッシュし続け、あきらめないこと。」と言い聞かせた。時々、自分が考える何かが違いを生じさせる。それで優勝を目標にレースを始めた。スタートでペトルッチが真横にぶつかってきたけど本当にラッキーだった。あわや大惨事になるところだった。それからも集中が途切れず快適だった。ついにダニをパスして2位になり、ドビツィオーソに迫るのにプッシュした。何周かして追いつくことができないと判断し、今日はドビの日で、2位を守ることにした。タイトル争いはジェットコースターみたいなもの。レース毎に何が起こるか本当に分からない。自分自身だけのことを考えて、高い集中力を維持し、100%出し切らなければならない。
ダニ・ペドロサ
3rd + 6.774 sec.
いつも表彰台フィニッシュがどれほど厳しいかを考慮に入れると、今日は良かった。先週、ひどいレースをしたけど、ここではホームの観衆を前にポールポジションと表彰台を獲得した。これは本当に見事なことだよ。正直、もう少し良い結果を期待したけど、週末を通してタイヤのコンディションがまったく違っていて、今日もグリップがあまり良くなかった。レースをリードしてフロントタイヤを温存しようとしたけど、ストレートでドビがくるのが見えた。僕は全ての方法でそれらを温存しようとしたけど、充分にはできなかった。最終的にはバイクを維持し、良いポイントが獲得できたと気づいた。レースにはミディアムタイヤを選んだけれど、最後には限界だった。でも、ハードのコンビよりまだ良い選択だったと思う。ライダーの選択は、パフォーマンスか耐久性より感覚の問題である。それは難しいけど、表彰台を獲得できたし、これはすばらしいことだ。明日のテストを楽しみにしている。いくつか追加の項目があり、フロント部分の感覚を改善し、より安定感があるように働く。タイトル争いはオープンだ。どの週末もより安定しなければならない。