レプソル・ホンダチームのライダーは、最終ラップまでもつれたオーストリアGPでそれぞれ2位と3位
マルク・マルケスは2位でタイトル争いのリードを広げ、2位との差を16ポイントとした。
オーストリアGPは今シーズン11戦目で、レプソル・ホンダチームの二人が一緒に表彰台を獲得したのは6戦目になる(オースティン、スペイン、カタルニア、ドイツ、チェコ、オーストリア)。
今回の結果により、二人は現在のカレンダーにある全てのサーキットで表彰台を獲得したことになり、ここ9戦でお互い7回の表彰台を獲得している。
マルク・マルケス
2nd +0.176 sec.
最終コーナーで優勝にむけて進めなかったらと思うと、昨夜はよく眠れなかった。今日はドビツィオーソが僕らより少し速くて、彼を抜くことは難しかった。ベストなレースをしようとしたけど、本当に全てを出したけど、何度かリアタイヤのグリップを失った。ドビツィオーソとのバトルはすごかったし、ドビはうまくバイクを扱っていて、優勝の価値がある走りだった。僕らは2位だったけど、まあ良かった。去年苦しんだこのサーキットで20ポイントを獲得できてとてもうれしい。タイトル争いの上で重要な結果。僕らは少しずつうまく働けている。状況ごとに対応できる良いベースを見つけた。今日はバイクの感覚がすごく良く、最後には抜くこともできたかもしれない。これを続ける事が重要で、どのレースでも表彰台に登れるように頑張るよ。
ダニ・ペドロサ
3rd +2.661 sec.
今週末の進め方や表彰台フィニッシュをとてもうれしく思っている。練習走行で苦しんで、Q1を経て、最後は予選で8番手担った。でもレースになると、想像以上に速かった。まだフロントブレーキのロックと、リアタイヤの空転という問題があったけど、レース戦略が当たった。序盤はあまり積極的にいけなかった。フルタンクの状態で時間がかかった。マルクとドビツィオーソがバトルをしていて、お互いに邪魔をしていたので、燃料をセーブし、前との差を縮めるまで少しずつペースを上げた。残念ながら彼らを捕えた時、リアタイヤが熱くなってかなり空転し、グリップがなかった。彼らにくっついて争いたかったけどできなかった。でも表彰台に上がれたのはチームにとっても良かった。