マルク・マルケスは、メカニカル・トラブルでイギリスGPをリタイヤ。ダニ・ペドロサは7位。
マルケスが新リーダー、アンドレア・ドビツィオーソから9ポイント離され、トップ5ライダーは35ポイント差に離れた。ダニ・ペドロサは厳しい週末で9ポイントを加算し、タイトル争いにまだ加わっている。
マルク・マルケス
今日はバイクの感触がとても良く、他のライダーの中に加われたのに、本当にアンラッキーだった。レースやタイヤをうまくコントロールした。特にフロントタイヤは昨日より温度が高かったので、セーブして最後にアタックしたかった。ドビがビニャーレスやロッシ以上に速いことは見てとれたけど、彼と戦おうと思った。それですべてがうまくいっていたけど、急にストレートエンドでエンジンに問題が出た。もちろん残念なことだけど、何かが起こり、ホンダでは初めてのことだった。前向きに見れば、他のコースと同じようにここでも速く走れたし、まだタイトル争い圏内であること。今日は0ポイントだけど、まだバイクの感触は良いし、次のレースを楽しみにしている。
ダニ・ペドロサ
週末全体を通してこのコースは僕らには本当に難しかった。でもチームはベストバイクを僕に与えようとしてくれたし、僕もレースではベストを尽くそうとした。全力を出し、ペースは練習走行より良くて、この週末のタイムと比べて1秒ぐらい速かった。前向きにとらえられる部分もあったけど、残念ながらそれでも前方のグループについていくには不十分だった。事実、どうにかして少し改善した。タイトル争いではトップとの差は同じなので、このレースは置いておいて、次のレースでは前戦でより強く争えるように頑張るよ。