レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスが優勝。ダニ・ペドロサはフィニッシュラインでドビツィオーソを抜いて12位でフィニッシュ。
マルク・マルケスは今シーズン6勝目を挙げ、総合順位でアンドレア・ドビツィオーソに33ポイント差をつけ、次戦マレーシアに向かう。マルケスはここ10レースで9度の表彰台、混戦の中チャンピオンを獲得した昨年の勝利数を上回った。
ダニ・ペドロサは総合5位。バレンティーノ・ロッシと4位を争っているが、14ポイントリードされた。
マルク・マルケス
「アメージングなレースだった。ファンにファンタスティックなレースを見せられたと思う。今日は重要だと分かっていたからとてもうれしい。ドビがこの週末苦しんでいるようだった。僕はバイクの調子が本当に良かったので、ベストを出すだけだと思った。レースが始まり、落ち着いてタイヤを温存していかなくてはならないと思っていたけど、ザルコがぶつかってきて、バトルする時だと思った。僕はトップ集団にいた。プッシュし、ディフェンスしなければならないけど、アタックもしなくてはいけない。それでその状況をコントロールしようとして、残り8周ですべてを出した。3周か4周は本当に全開でプッシュしたのがこの結果につながった。もちろん優勝はうれしいけど、33ポイント差でマレーシアに行くことがもっとうれしい。」
ダニ・ペドロサ
「ここでは全般的に厳しい週末を過ごした。今日もいかなる状況でも改善できなかった。チームがすばらしい仕事をしたけど、強くなれなかった。ウオームアップはウェットで速く走れたけど、その後のレースでのセットアップに変える機会がなかった。1ラップ目にドビがなったように大きく膨らんで、トップ集団に遅れをとった。遅れた後も速いペースをキープできなかった。集中力をキープしてマレーシアでは頑張らなくてはならない。」