レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスはセパンで4位。21ポイント差でリードして最終戦バレンシアに挑む。ダニ・ペドロサは難しくなったウェット・レースで5位。
マルク・マルケスは、最終戦バレンシアでアンドレア・ドビツィオーソが優勝しても、タイトルを獲得するには11位にさえ入れば良い。
マルケスはベストラップタイムで4位、ペドロサは同7位で、二人とも2分14秒を切れなかった。優勝したアンドレア・ドビツィオーソのベストタイムはは2:13.084だった。
ダニ・ペドロサは総合5位。4位のバレンティーノ・ロッシとは12ポイント差。
マルク・マルケス
「今日のレースは雨のレースで、路面はかなり滑りやすく、タイトルを獲得するには難しいレースになった。スタートはうまくいったし、中盤グループに埋もれたくなかったので、序盤からプッシュしようとした。感覚とペースをつかもうとしていたけど、ドゥカティの2台がとても速いことが分かったので、多くのリスクをとらないようにして、落ち着いてタイトル争いに重要なポイントを獲得することにした。ザルコを捕らえようと考えたけど、21ポイント差を24ポイント差にするだけでリスクが大きすぎた。これはタイトルをとるレースではなかったけど、より近くはならなかった。難しい週末で、コースにずっと苦しめられても4位でフィニッシュすることができたので良かった。もちろん今は集中力をキープして、今週よく練習し、持っているアドバンテージがあるけどあまりリラックスしすぎずに、バレンシアでの日曜日に100%で動けるようにする必要がある。今日はコンストラクターズ・タイトルを獲得した。これが最初のステップだよ。」
ダニ・ペドロサ
「全体的にこの結果には満足している。戦えるバイクを用意してくれたチームに感謝したい。もちろん昨日ポールポジションを獲得し、コンディションがドライなら期待は高かったし、雨が降り始めた時、最初から最後まで降るだろうと思った。でも最後にセッティングを変えて、リアのグリップを上げて以前に使ったことがないことに挑戦して、それがうまくいった。この選択が勇気をくれた。感覚はストレートでスピンしていたので完璧ではなかったけど、少なくても縁のグリップがあって、バイクを倒すことができた。未来の専門家にとって助けになるかもしれないことを学んだので、満足している。今日はホンダがコンストラクターズ・タイトルを獲得した。これは重要なこと。会社にとって新たなタイトルでうれしい。」