カタールでのプレシーズン最終テストは天気が良く、乾いていたが風が強かった。マルク・マルケスは3時すぎにスタートし、すぐにダニ・ペドロサが続いた。
両ライダーは、2018年シーズンのスタートに向けての準備を完了し、RC213Vのレース用セットアップをするのにこの3日間を費やした。レースディレクションが最後の時間に人工的にコースを濡らす特別テストを実施したので、ローサイル・サーキットでウェットで乗る機会があった。
マルクは10周のミニロングランを行い、トータル75周。ベストタイムは75周目の1’54.591でこの日の6番手だった。ダニのベストタイムは44周中29周目の1’54.774で11番手だった。
チームは2週間ヨーロッパに戻るが、3月16日金曜日に行われるカタールGPの練習走行のためにローサイル・サーキットに戻る。
マルク・マルケス 6th 1’54.591
「プレシーズンの進み具合にはだいたい満足している。僕らはレースのペースで働いてきた。それは最後にはとても重要なこと。カタールでは少し苦しんだのは事実だけど、それでも満足している。特に今日は前進し、1分55秒前半から中盤のタイムを安定して出すことができた。それから今日はカーボン・スイングアームも試してしっかり速く走れた。まだそれについてはもっとテストする必要があるけどね。」
ダニ・ペドロサ 11th 1’54.774
「自分のやること、ペース、全体的にプレシーズンは本当に良かった。違ったコンディションでも戦えている、これはポジティブなこと。不運なことに初日にクラッシュして、ここでは少し難しいものになって、コースそのものが僕らには少し厳しいけれど、少し進歩してとにかくペースを改善した。ファステストではないけど、よく働き、状況に応じてどれぐらいコースでグリップがあるかどうかを理解した。それらについて多く学べた。今は他の者を見ないで自身に集中しなければならないし、レースで新たな一歩を進めると思う。選手権が始まることを楽しみにしている。ウェットテストに関しては、雨のレースだったら、みんなと話して一緒に決めたいと思う。」