1995年以来通算100勝、レプソル・ホンダチームは近年のモーターサイクル・ワールドチャンピオンシップで最も成功したチームとしての地位を強固にしている。
1995年3月26日、モーターサイクル・ワールドチャンピオンシップは、最高峰カテゴリーに新しいスポンサーを迎えてシーズンが始まった。
レプソルにより、魅力的なデザインにペイントされたホンダワークスのNSR500。
ミック・ドゥーハンは、最初のレースで2つの大きな多国籍企業のコラボレーションを最良の形でスタートさせ、モータースポーツ、特にモーターサイクル・ワールドチャンピオンシップの世界で最も揺るぎない、そして成功したパートナーによる初めの35勝の、最初の優勝を獲得した。
今日、その16年後にケーシー・ストーナーが、レプソル・ホンダチームにとってモーターサイクル・ワールドチャンピオンシップにおける100度目の優勝をアラゴン・グランプリで果たした。
この成功は、レプソルとホンダの長きにわたるパートナーシップが、モーターサイクルの歴史で最も重要で成功したチームの1つであることを確証した。
オーストラリアンが、モーターサイクル・ワールドチャンピオンシップでホンダのオレンジとブルーのとても特徴的なカラーを守る一歩を踏み出した、ミック・ドゥーハン、バレンティーノ・ロッシやアレックス・クリヴィーレらの偉大なライダーによって獲得された優勝のリストに今回の勝利を加えた。
トップカテゴリーで8回のタイトル獲得を成す関係をスペインのエネルギー企業と日本のモーターサイクルブランドが築いて16年が経つが、このような国際的認知度の獲得も、ミック・ドゥーハンの最初の1勝から始まった。
偉大な功績を残したオーストラリアンは、その後さらに34勝を成し遂げ、ドゥーハンが引退した後を引き継いだのは、スペイン人のアレックス・クリヴィーレだった。"The Noi de Seva"は彼が1999年に500ccワールドチャンピオンになったときに、スペイン人で国際的ライダーのゴールデンページを書いた。
モトGPではバレンティーノ・ロッシが20勝と2度のワールドチャンピオンタイトル、さらにニッキー・ヘイデンが2006年に1回のワールドチャンピオンを獲得し、レプソル・ホンダチームの強さを再び見せた。
その年はまた、ダニ・ペドロサのデビューの年でもあった。彼は現在アンドレア・ドビツィオーソ、ケーシー・ストーナーとともに在籍し、最もパワフルなラインナップである今年のワールドチャンピオンシップの一員としてコンチネンタルサーカスの注目を集めている。
今回の勝利で、レプソル・ホンダチームは今シーズンすでに行われた14ラウンドのうち、10勝したことになる。このような勝利への軌跡は、スペインの企業と日本のメーカーによって90年代半ばに始められた。
これが、強く固い結びつきを持つレプソル・ホンダチームが、ワールドチャンピオンシップで100勝を超えるチームとなり得た歴史だ。