レプソル・ホンダチームのライダーはモトGP総合順位でリードを守った。マルケスは2位を走行中クラッシュした。
イタリアGPでのレプソル・ホンダチームはほろ苦い一日になった。ダニ・ペドロサは勝利に向けて戦えなかったが、価値ある2位でフィニッシュした。表彰台フィニッシュを獲得したことで最高峰クラスのリーダーを守った。運が足りなかったのはチームメイトのマルケスだった。彼は金曜日に激しいクラッシュをしたにもかかわらず、転倒するまで2位を走っていた。
レースはホルヘ・ロレンソとダニ・ペドロサの強烈なスタート、すぐ後ろにマルケスで始まった。3人は追撃するライダーたちから距離を広げていき、勝者は3人の中の一人に絞られたのは明確になっていた。レース序盤はヤマハのライダーが打ち破るまで接近戦だった。その後ろではマルケスがペドロサよりも好調で、チームメイトをパスするのを躊躇しなかった。何コーナーかリードが続いたが、残り3周でマルケスのフロントタイヤとリアタイヤが同時にグリップを失いクラッシュした。
ペドロサがロレンソの5秒後方でフィニッシュした。彼は103対91で世界選手権の順位をリードしている。77ポイントでマルク・マルケスは依然として3位。
ダニ・ペドロサ
2nd at 5.400 sec.
今日のレースは充分快適には感じなかったけど、多くのポイントを獲得できてうれしい。全般に今回は難しい週末になった。リアタイヤのグリップに関して多くの問題を抱えていたけど、このレースで20ポイントを獲得し、世界選手権のリードを守ったことは、何か前向きに考えられる。
マルク・マルケス
Fall
今日はシーズン初めてのリタイヤで終わったけど、つまずき、しっかりがんばった難しい3日間で、最後にはレース中の良い感触を得た。なぜクラッシュしたのかまったく分からない。同時にフロントとリアタイヤのグリップを失い、それをカバーすることができなかった。ミスをしたことは明らかだけど、言い訳はしない。テレメトリーを見ると、前を同じスピードで同じラインを走っているけど、とにかく、ミスから学ぶことだね。このクラスで初めての年だということを忘れてはいないし、モトGPがどのようなものか学んでいる。そのような中、2位で戦えていたことはうれしい。いつも僕をサポートし、よくがんばってくれているホンダとチームに謝りたい。今はカタルニアGPに集中して切り替え、そこでのレースまで待ちきれない。