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MotoGP - Australian Grand Prix. Race

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申し分ない勝利でオーストラリアンが再び、今度はレプソル・ホンダチームでモトGPのワールド・チャンピオンを獲得した。彼は3位のドビツィオーソと共に表彰台に立ち、ペドロサは4位だった。
ケーシー・ストーナーは、レプソル・ホンダチームでの最初の年に母国でのグランプリでシーズン9勝目を挙げ2度目のワールド・チャンピオンとなった。ウォームアップでホルヘ・ロレンソがクラッシュして欠場し、計算上、オーストラリアンは6位以内に入賞すれば最高峰カテゴリーのタイトル獲得が確実だった。しかし彼は、アンドレア・ドビツィオーソが3位、ダニ・ペドロサが4位でフィニッシュしたレースで圧倒的な勝利を納めた。

今シーズン15戦のうち8つのレースで優勝を果たし、2位を走行中ロッシにヒットされて表彰台を逃したへレス以外、すべてのレースで表彰台を獲得して母国オーストラリアに戻ってきたケーシー・ストーナーは、スタート時、タイトル獲得の意思を固めていた。あいにくの雨天にもかかわらず素早くマージンを築き、序盤から9勝目の獲得が濃厚となった。サーキットの一部で断続的な雨が降ったため、9周目に白旗がでてマシンの交換が可能となったなか、オーストラリアンはこのフィリップアイランドでの5連勝を達成した。

彼の後方でアンドレア・ドビツィオーソとダニ・ペドロサが表彰台獲得に向けてレース序盤から争った。イタリアンはバウティスタを抜くもヘイデンにパスされ、スタート時と同じポジションで、ペドロサは8位スタートから2つ順位を上げて同郷のバウティスタに続く6位で1周目を終えた。ペドロサは4周目にバウティスタを追い抜き、続く周回でヘイデンも同様にパスしようとした。アメリカンは抵抗したが次の周には追い抜くことができ、2位のシモンセリを捕まえようとしているドビツィオーソの背後につけた。

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3人のライダーたちが接近する中、ペドロサはチームメイトを追い抜いたが、表彰台の3位を争うスリリングなファイトの末8周後にドビツィオーソが抜き返し、その間にシモンセリは再びいくらかのアドバンテージを築いた。フロントタイヤのグリップに問題を抱えていたペドロサは、2人のイタリアンライバルたちのペースについていくことができなかった。

ラスト3ラップに再び断続的な雨が降り始めたことでドビツィオーソは再び同郷のシモンセリに追いつき、コースコンディションを考えるとリスキーな方法で彼を追い抜いた。結局彼はそのポジションを最後まで守りきることができず、単独4位でチェッカーを受けたダニ・ペドロサの前方、3位でレースをフィニッシュした。

ストーナーのタイトル獲得は、レプソル・ホンダチームにとって1995年以来9度目。素晴らしい記録はオーストラリアンの名前を、ミック・ドゥーハン、アレックス・クリビーレ、バレンティーノ・ロッシ、そして同チームで前回2006年にタイトルを獲得したニッキー・ヘイデンら、歴代チャンピオンたちの中に加えた。このワールド・チャンピオン奪取でストーナーはペドロサと合わせて16戦中12勝を挙げ、過去数年にわたってHRCが待ち望んだタイトルを獲得してモトGP・800ccの時代を締めくくる。

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ダニ・ペドロサ 4位
今日はとてもタフなレースだった。この週末を通してフィーリングが良くなく、スタートもやはり良くなかった。スタート時に風の影響があり、バランスを崩して左足を地面に着いたと同時にレッドシグナルが消えたので、スタートがうまくいかなかった。

序盤の数周は調子が出ず、その後少しだけポジションを回復してアンドレアを追い抜き彼と争ったけど、終盤フロントタイヤが消耗してしまっていた。引き離そうとするとフロントが逃げるので彼を抑えることができず、そして雨が降ってきた。

自分にとっては良い週末ではなかったけれどケーシーにはタイトル獲得おめでとうと言いたい。彼は今シーズン最も強く、常に表彰台に上っていてミスもなかった。だからタイトルにふさわしい。


アンドレア・ドビツィオーソ 3位
予想した通り難しいレースだった。このコースは天候が変わり易くとてもトリッキーだ。フィリップアイランドでダニを抑えて表彰台に戻れたことはとても良い結果で、ここに来る前の目標でもあった。

2位でフィニッシュ出来るとも思ったけど、ダニがボクを抜いたときシモンセリに離されてしまった。雨が降ってきたときにポジションを取り戻したけど、最終ラップでは最後いくつかのコーナーでハードにプッシュできるだけのグリップが残っていなかった。

いずれにしてもボクらはまだチャンピオンシップの3位争いをしているし、ダニは残り2つのレースで強さを発揮するだろう。でも、最後までベストを尽くす。ケーシーにとっては素晴らしいシーズンになった。現時点で彼は最速のライダーだから、タイトル獲得おめでとうと言いたい。


ケーシー・ストーナー 優勝
今日ほど最高の日はないよ! コンディションが厳しく、レースはとても難しかった。雨が降ることを予想していたので早めにリードを築いたけど、本当に降るかどうかは自信がなかった。

ほとんど雨の壁に突っ込んだみたいだった。コース上で前兆もなく、最終コーナーに入ったところで雨が突然、強く振ってきた。コントロールを失い、グラベルに突っ込みそうになった。何とかコントロールして後続とのギャップを保ち、幸運にも優勝することができたけど、本当に厳しかった。

ホルヘに今朝アクシデントがあったことは本当に残念だ。彼は素晴らしいライバルで、もし今日のレースに彼がいたら結果は違っていたかもしれない。早く回復してレースに戻ってきてほしい。

みんなに充分にお礼を言うことができないけど、チーム、レプソル、すべてのスポンサーとシーズンを通してとてもハードに働いてくれたみんな、ありがとう!!

 

Results
1. Casey Stoner (Repsol Honda Team) 42:02.425
2. Marco Simoncelli (Honda) +2.210
3. Andrea Dovizioso (Repsol Honda Team) +2.454
4. Dani Pedrosa (Repsol Honda Team) +13.160
5. Colin Edwards (Yamaha) +30.886

World Championship
1. Casey Stoner (Repsol Honda Team) 325 points
2. Jorge Lorenzo (Yamaha) 260 points
3. Andrea Dovizioso (Repsol Honda Team) 212 points
4. Dani Pedrosa (Repsol Honda Team) 208 points
5. Ben Spies (Yamaha) 156 points





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