常磐道の土浦北ICを出て筑波山に向かっていくと、まず通ることになるのがフルーツライン。
急カーブと急勾配が続くので忙しいですが、運転好きにはこれが楽しい(笑)
車重1130kgというロードスター譲りの軽量ボディは連続コーナーでもスイスイと向きを変えながら駆け抜けていくので、こういう道を走るのが本当に楽しくなってきます。
ロードスターはパワーがないので、曲がった後の急な上り坂などで失速するのが弱点ですが、この車はチューニングされて200馬力を発揮するターボエンジン。
低回転からモリモリとパワーを発揮するので、コンパクトにカーブを曲がった後にアクセルを踏み込めば、ストレスなく加速していき、期待を上回るその加速感に思わずニヤニヤしてしまいました。
表筑波スカイラインのオープンドライブは最高の贅沢
フルーツラインを走っていくと、先の区間は災害復旧工事で通行止めになっており、そのまま表筑波スカイラインに合流。ここまでとは打って変わって、カーブも勾配も緩やかになり、「ゆったり流す」という感じの道になります。
タイトコーナーが得意なタイプの車だとゆったり目の道は退屈になりがちなんですが、124スパイダーはイタリアの血が混ざったオープンカー。
ロードスターよりも余裕のあるパワーを活かして静かに流し、イタリアンなインテリアに包まれながら風を感じて走る…これもまた124スパイダーの得意技。
このようなクルージングをしているときでも、いざ連続コーナーに差し掛かったときは俊敏な動きでドライバーを楽しませてくれるので、どんなワインディングでも気持ちよく走れる要素を持っています。
バランスの取れたチューニングで、さらに特別なドライブに