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 Anycaでは「子育てカーシェア PROJECT」の一環として、首都圏在住20~40代の子持ち家庭に対して、カーライフと子育てに関するアンケート調査を実施しました。

その結果、子持ち家庭でも車離れが進行し、31.4%は直近1年間クルマを利用していませんでした。
ただし、1年間クルマを利用していない方も半数以上は「家族でもっとドライブに行きたい」と回答しており、家族でドライブのニーズはあることがわかりました。

 

また、ドライブに行く家族の父親は、しない家族の父親に比べて「(母親目線で)子どもから尊敬されている」割合が27%高いという結果も出ました。

 

【子育て世代のカーライフ実態調査 結果サマリー】

 

・子持ち家庭において車離れが加速しており、直近1年間クルマを利用していない人は全体の31.4%

・カーシェアの利用率はBtoCカーシェアが6.9%、個人間カーシェアが2.5%だが、未利用者の約30%が「利用したい」と思っている

・ドライブに行く家族の父親は、しない家族の父親に比べて「(母親目線で)子どもから尊敬されている」割合が27%高い

・1年間ドライブをしていない子持ち家庭でも、半数以上は「もっとドライブに行きたい」と回答。

・0~3歳でも、「BtoCカーシェアでチャイルドシートを使っていないことが多い」割合が30%存在し、チャイルドシートも共にカーシェアできることが求められている。

・66.2%が「家族で移動するならクルマはミニバンなどの大きいクルマを使いたいと思う」、49.6%が「近所にクルマを貸してくれる友人がいれば便利」と回答しており、近所の友人のクルマのカーシェアに対するニーズが見て取れる。

 

【調査結果】

■子持ち家庭において車離れが加速しており、直近1年間車を利用していない人が全体の31.4%存在

 

子持ち家庭で直近1年間クルマを利用していない人の割合は31.4%に上り、車離れの加速を示す結果が出ました。また、マイカー非保持者ではさらに未利用者の割合が多く、68.2%の人が直近1年間「クルマを利用していない」と回答しています。

 


 

子育て世代のBtoCカーシェアサービスの利用率は6.9%、個人間カーシェアサービスの利用率は2.5%となり、未だカーシェアサービスの利用経験がある人が少ないことが分かりました。一方で、「カーシェアサービスを使ってみたい」と考える人は約30%おり、今後利用者が増える可能性があります。

 

■子供ができてから節約志向になった割合は75.6%で、クルマ利用度合いで差はほとんどない

子供ができてから節約志向になった人は75.6%で、月に1回以上クルマに乗る人と、クルマに乗らない人で、大きな差はないとわかりました。

 

■ドライブに行く家族の父親は、しない家族の父親に比べて「(母親目線で)子どもから尊敬されている」割合が27.1%高い

 

「父親(夫)は子供に尊敬されていると思う」と回答した母親(妻)は全体で66.4%でした。

 

月に1回以上クルマ利用の家族では77.8%、非クルマ利用の家族では50.7%の母親(妻)が「父親(夫)は子供に尊敬されていると思う」と回答しており、尊敬されている父親(夫)の割合はクルマ利用の家族が27.1ポイント高い結果になりました。

 一方で、「自分は父親として子供に尊敬されていると思う」と回答した父親(夫)の割合は全体:63.3%、1ヶ月以上クルマ利用:68.0%、1年間クルマを利用していない:49.2%となっており、どちらもの家族も父親(夫)の回答よりも母親(妻)の回答の方が数値が高く、父親(夫)自身が思っているよりも子供に尊敬されているという結果になりました。

 

■1年間ドライブをしていない家族でも、半数以上がもっとドライブに行きたいと回答

全体の71.6%は「家族でもっとドライブに行きたいと思う」と回答しています。月に1回以上クルマ利用経験がある人は82.9%、1年間クルマ利用がない人でも、53.8%が「もっとドライブに行きたいと思う」という意向を示しています。

 

■0~3歳の子供がいる場合のチャイルドシート利用度合い

 

B2Cカーシェアはチャイルドシートが付属していないケースが多く、0~3歳の子供がいる場合に、チャイルドシートを「使ったことがない割合」が12.5%、「使っていないことのほうが多い割合」が16.3%存在し、レンタカーよりも高い結果となりました。カーシェアを利用したいが、チャイルドシートがないことが障壁になっている可能性もあるようです。

 

■子育てとクルマの関係

 

66.2%が「家族で移動するならクルマはミニバンなどの大きいクルマを使いたいと思う」、49.6%が「近所にクルマを貸してくれる友人がいれば便利」、47.8%が「値段が変わらないならば、外車などの高級車でドライブに行きたい」と回答しており、近所の友人のクルマのカーシェアに対するニーズが見て取れます。

 

【子育て世代のカーライフ実態調査 調査概要】

・調査方法: インターネット調査

・実施者:株式会社ディー・エヌ・エー

・実査機関:株式会社クロス・マーケティング

・実施期間: 2017/4/21~2017/4/25

・対象地域:首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)

・対象者:20~40代子持ち男女

・有効回答数:4273人

※N=4273以外の調査は、直近1年間以内にカーシェア利用経験ありの250人/カーシェア利用経験なしの250人、合計500人を対象としています。

※グラフ内の回答結果は小数点第2位を四捨五入。

 

この結果も受け、Anycaは「子育てカーシェアPROJECT」を通じて、お子様をお持ちのオーナー・ドライバー同士をつなげ、地域の子育てを応援するとともに、家族ぐるみでの「最高のクルマ体験」を提供していきます。