インパクト絶大のヴェイルサイド社製ワイドボディキットはお値段150万円。これだけでもビックリですが、ベースのRX-7にも取付前に様々な加工が必要な上、塗装やホイールなどは別。このフォーチュンFDを完成させるにはRX-7を用意した上で、+300万円ぐらい必要なんだそうです。
さらに、ブーストアップとフルコン制御で約330馬力を発揮するエンジン、強化クラッチや軽量フライホイール、マフラーや足回りも社外品に交換済み…と、オーナーさん的には「パワーはそこそこです」とのことですが、かなり本格的にチューニングされています。しかもエンジンやタービンも載せ替えたばかりで、快調そのもの。
また、車内もDefi社製の各種メーターがズラッと並び、シート後方にはNOSのタンクまで置かれていて雰囲気抜群。
映画に登場した仕様により近付けるためにこれからも手を加えられていくとのことですが、たとえ車好きであってもこれほどの車に乗るような機会はまずありません!
外装カスタムとワイルドスピードが大好きなオーナーさん
オーナーのアールさんは、ラッピング車両や痛車制作を手がけるショップを経営されています。
これまでもデザイン重視の車選びをされていて、車歴はセフィーロ→スカイラインGT-R(R32)→シボレー・カマロ→ステージア(M35)→このRX-7ということで、カマロとステージアは痛車になって現在でも所有。そしてステージアもAnycaでシェアできます。
映画ワイルドスピードシリーズも大好きとのことで、X3に登場した悪役・DKが乗っていたZ33フェアレディZのレプリカも現在制作中だそうです。その後は主役のショーンが乗っていたランサーエボリューションも制作したいとか。
ひょっとすると、ワイルドスピードX3に登場した主要車種がAnycaで勢揃いする日が来るかもしれませんね(笑)
運転自体は難しくありませんが、車両感覚や視界に注意は必要
様々なチューニングが施された車なので、さぞかし運転は難しいんだろう…と少し不安を抱えながら運転したのですが、意外なほどスムーズに運転できました。
クラッチは重くなく、繋ぐのも難しくありません。一般的なマニュアル車を不自由なく運転できれば、走らせることには困らないでしょう。
ただし、ワイドボディキットによりかなり大柄なボディになっていて、全幅は1950mm。しかもランボルギーニなどと同様、車体前方よりも後方の方が幅広なので、狭い道などでは前が大丈夫でも後ろが接触しないかしっかり確認する必要があります。
また、ミラーの位置がかなり低かったり、リアウィンドウの中央部にバーが入っていてその部分が見えなかったりと、死角がかなり多いです。
運転する際は、普段以上に目視での安全確認を徹底するようにしましょう。
ワイルドスピード好き、スポーツカー好きの方のご利用お待ちしています!