前述の通り、2017年7月にシェアを開始したYoshikoさんだったが、当初は思ったほどリクエストが入らなかったそうだ。
そこでオーナー向けの愛車撮影会に足を運んだ時、思い切ってAnycaのスタッフに相談したという。
「プロフィールの設定とか、いろいろ相談にのっていただいたんです。受け渡し場所も最初は自宅最寄り駅だけでしたが、フリーデリバリーの場所はターミナル駅がいいというアドバイスをもらって、新宿と渋谷を追加しました。さらに、『もっと詳しい人がいるから、今度オーナーさんが集まるエントリーイベントに行ってみませんか?』と誘ってもらったんです。」
このイベントに足を運んだことがYoshikoさんのAnycaライフに大きな変化をもたらすことになった。
「定期的に渋谷で開催されているAnycaユーザー向けの交流会なんですけど、そこで知り合いができたのは大きかったですね。本当にガチのクルマ好きの人、同じプジョーに乗っている人、数少ない女性のオーナーさん、いろんな方と知り合えました。そこで『プジョーなら、修理工場はここがいいよ』とか『こんなグッズが使えるよ』とか、いろいろアドバイスしてもらいました。『距離制限は300kmがいいよ』ってアドバイスしてくれた人もいましたね。維持費とかいろいろ試算すると私のクルマは300km以上だとコスパが悪くなるらしんです。へぇーって思ってすぐにどれも実行しました(笑)」
その後、Anycaオーナーのコミュニティにも招待してもらい、どんどんクルマに興味を持つようになったという。
「メンテナンスの方法やシェアするにあたってクルマの中に積んでおくとよいものなど、いろんな情報交換がされてて、すごくためになりました。たとえば、Anycaって前日や前々日など、急なリクエストが入ることは珍しくありません。そんな時って洗車する暇がないじゃないですか。そこで他のオーナーさんから教えてもらった『拭くだけ洗車』というタオルを使うようになりました。これでサッと拭くだけで綺麗になるんですよ。」
4. 「UberとAnycaは似ている?」