「カーシェアDrive」第13回は、日産GT-R(R35)。
日本一有名なスポーツカーと言っても過言ではないGT-R、現行モデルであるR35型は2007年に登場。
「スカイライン」の改良型として開発された従来の「スカイライン GT-R」とは異なり、GT-R専用設計としてゼロから開発され、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーに匹敵する性能を持ちながら、運転技術や走る場所に関係なく「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」ことをコンセプトに開発された車。
そんなGT-Rも、Anycaを使えばまさに誰でも手軽に楽しむことができます。
期待を裏切らない、圧倒的なダッシュ力!
高速道路での合流時などにひとたびアクセルを踏み込めば、GT-Rならではの強烈な加速を簡単に味わうことができます。
搭載するVR38DETT型3.8リッター・V6ツインターボエンジンは、実に480馬力・60kgf・mというケタ外れのパワーを発揮。これを日産自慢のアテーサET-Sによる四輪駆動と、21世紀の電子制御システムでコントロールします。
制限速度までの加速であっても、リアタイヤが滑ったと思った瞬間には電子制御で横滑りが抑えられ、そして前輪にも駆動力が配分されてグイグイと加速していく感触が味わえます。
速い車はたくさんありますが、まさに「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」というコンセプトに偽りなし!という感じです。
意外とコーナリングも路面に吸い付く走りで気持ちが良い!
約1.7tという車重、そして2.8m近いホイールベースの長さということで、「ピュアスポーツカーではない!」という批判も多いGT-R。
僕自身、コーナリングに関しては大味な動きをするのかと思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。
今回は首都高都心環状線を流れに乗って走るのドライブでしたが、コーナリング時にもっさり感を味わうこともなく、ハンドルを動かした瞬間、レールに乗っているかのような感覚でスッと向きを変えていきます。
ライトウェイトスポーツカーのようなキビキビ感とはまた違う気持ちよさで、オーナーさんも「実は峠なんかでも楽しいんです。」とおっしゃっていました。
そんな圧倒的な性能も、簡単操作で誰でも味わえる