「やっぱり若い人ですね。僕は妻ともクルマがあったからデートできました。二人きりでゆっくり話せますし、たとえば海なんて絶対クルマで行ったほうがいい。ドライブデートって、ほんといいですよ(笑)。そういう原体験もあって、リクエストされた時に『デートでBMW使います!』なんて言われるとつい張り切ってシェアの前日に洗車しちゃったり。正直、僕はクルマに乗らないデートの仕方がわからなくなっていたりします。だから、ぜひ20代の若い方に乗ってほしいですね」
海辺で音楽をかけてドライブ、これは普遍的にロマンチックだと思います…!
最後に、クルマの説明が書かれているプロフィール文に、1点気になる点が。
多くのAnycaオーナーが200〜300kmの距離制限を設けているなか、山本さんは1日の走行距離に距離制限を設けていない。新車なのでそこまで走行距離を伸ばされるのはイヤなのでは?
「あえて距離制限は設けていません。だって、運転する時に距離のこと考えたらつまんないじゃないですか。それに、ドライバーさんが帰ってきた時に、このクルマでどこに行ってきたのか聞くのが楽しみなんですよ。そういう楽しみをとっておきたいんですよね。ちなみに、今までで一番遠かったのは1泊2日で伊勢神宮まで行ってきたという方。もちろん全然オッケー。『随分遠くにいきましたねー!』と話が盛りあがりました」
この時、メーターは1,000kmをこえたそうだが、山本さんは「全然構わない」という。これは戦略というよりも、山本さん自身の価値観によるところが大きそうだ。
自分の愛車が、誰かの大切な人とのデートに使われ、大切な時間をプロデュースする存在になる。
そんな表参道から始まるドラマのストーリーの第1話をプロデュースしていると言っても過言ではない山本さんのBMW3シリーズ 320GTグランツーリスモ。
どこかロマンティックな想いが溢れるこのクルマを、ぜひシェアしてみてはいかがだろうか。
山本さんに聞くカーシェアのコツ
・まずはレビューをためよ!
・”平日休み仕事ドライバー”に配慮した受け渡し場所設定を!
・「子どもが生まれるから」という理由で手放すよりはむしろシェアを!
・都心在住オーナーは受け渡し場所に表参道を入れよ