こんにちは、T.Sekidoです。
月1投稿が基本の私にとっては平成最後のブログ更新だと思われます。
そんな平成最後を飾るのにふさわしい話題です!
なんと、M5の試乗車ができました!
M5が醸し出す迫力は、車体色アルピン・ホワイト3にも凄味を与えます!
アラゴン・ブラウンのシートと、プラム・ブラウンのウッドトリムは、上品でいて躍動感もあります。
・・・ここで「ん?」と違和感を感じた方もいらっしゃると思いますが・・・
そうです!このM5の試乗車は、全国的にも珍しい左ハンドルなんです!
(恐らく日本で1台ではないでしょうか?)
現在日本で販売されているBMWのほとんどが右ハンドルですが、左ハンドルを乗り継いで頂いているお客様や、スポーツモデルは左に限るというお客様もいらっしゃいます。
そんなお客様にもご満足いただける試乗車です!
ちなみに最近私とよくBlogを一緒に書いているHarada君は、「左ハンドルは慣れないので怖さもあります」と言っていました。
はい、私も同意見です(笑)
お客様からお預かりするお車も左ハンドルはぐっと減っており、ディーラー社員が乗る機会もまれになりました。
運転に多少の緊張感があっても当然ですよね・・・?(笑)
さて、実際の車の説明に入りたいと思います。
といっても、私は600馬力!ものハイパワーモデルに乗った経験が豊富ではないので、レビューは初心者視点になってしまいますが...。
まず、M5特有のカーボン・ファイバー製ルーフが目を引きます。
軽量化・低重心化に少なからぬ効果があり、加減速・コーナーリング性能の向上と、見た目の特別感の演出にも一役買っています。
室内では独特の形状のMセレクター・レバーが目を引きます。
頂点にドライブロジック選択スイッチも装備されていて、シフト特性を3段階から選択し、状況に応じた最適なギヤ設定とレスポンスを得られます。
根元にはエンジン、サスペンション、ステアリングのそれぞれのモードを切り替えるセットアップスイッチも配置されています。
iDriveコントローラーは光沢仕上げが施されていますが、写真に上手く写りません(汗)
ステアリングのM1/M2ボタンやスタート・ストップボタンには赤色が採用されています。
BMW Mがこだわるモータースポーツの遺伝子が垣間見え、巷のセダンの運転席とは一線を画しています。
エンジンに火を入れた瞬間にも感じられる違いがあります。始動音です。
響き渡る音には、「行くぞっ!」という強い意志すら感じます。
見た目ではM5とは気づかなくても、エンジンをかけた瞬間に周りにも知れ渡る、そんな音量と音質です。
エンジン音を動画に撮るとこんな感じです。
最初はガラスを閉じ、次にガラスを開き、最後にサウンド コントロールをONにして録画しました。
最後はアクセルを閉じた時に「雷が落ちたか」と思うほどの強烈なバリバリ音がして、度肝を抜かれました。
そして個人的には「急加速時の姿勢変化の少なさ」にも驚きました。
今回のM5からM xDriveを採用(つまり4輪駆動です!)している関係で、加速時に今までのFRの「後ろから押し出す感じ」に「前に引っ張られる感じ」が加わり、結果として姿勢変化が少なく安定して加速できます。
そしてその4WD化によって600ps・750Nmものハイパワーを効率的に路面に伝えられ、0-100km/h加速:3.4秒というスーパースポーツカー並のロケットスタートが可能になりました。
ちなみにこの試乗車には、オプションの「M カーボン・セラミック・ブレーキ」が装備されており、ゴールドに輝くブレーキキャリパーがそれを主張しています。
公道では(一般道はもちろん高速道路でも)、そのパワーと足回りの性能をフルに発揮するにはほど遠く、その特性を語ることは難しいですが・・・。
常識的な速度域では荒々しさや扱いにくさは無く、ある意味乗りやすいです。
その反面、右足に力を入れさえすれば異次元の走りもできる凄味も常に感じます。
走る・曲がる・止まるに対する安定感に満ち溢れていて、日本の法定速度内では「想定外の危険が目の前で起きてもきっと対応できそう」という安心感をもたらしてくれます。
結果的にストレスの少ない運転につながり、疲れ知らずで長距離を移動することができます。
「飛ばす」方でなくても、どなたでもこの優れた走行性能のメリットを感じて頂けると思います。
ご試乗をご要望の際は、事前にセールス・スタッフまでご連絡頂けると幸いです。
ぜひ「M5+左ハンドル」という希少な車をお試しください!
今回はこの辺で。また令和にお会いしましょう! T.Sekidoでした。