昨日は今シーズン3度目の積雪になり、早朝のBPS一宮では幻想的な光景が見られました。
その雪は午後にはほとんど溶けてくれました。(積雪は美しいものの、自動車販売・整備活動には支障が少々あります...。)
夜が過ぎれば必ず朝になり、冬が過ぎれば必ず春になります。
コロナ禍も、BMWは乗り越えつつあるようです。
BMWグループの世界販売台数は、
2020年はコロナ禍の影響もあって減速していましたが、
2021年は急増したようです!
BMWの
プレスリリース(英文)によると、
【 攻撃的な電動化でプレミアムセグメントでナンバーワン:BMWグループは2021年に好調な売上を記録 】
・BMWグループは2,521,525台(前年比 8.4%増)を販売しました
・BMWは過去最高の販売台数2,213,795台(前年比9.1%増)を記録し、グローバルプレミアムセグメントでナンバーワンです
・フルEVの販売台数は前年の2倍以上の103,855台になりました
・MINI Electric は、MINIファミリー(前年比3.3%増)の最大台数モデルです(世界中のMINIの10台に1台)
・ドイツで販売されているBMWグループの車両の4分の1が電動化されています
・Pieter Nota(顧客担当取締役):「2022年も収益性の高い成長を続け、完全電気自動車の販売を2倍以上に増やしたい」
・BMW M GmbHは、合計163,542 M台(前年比13.4%増)の車両を顧客に納入し、高性能セグメントとパフォーマンスセグメントの両方で過去最高の売上を記録しました
・Rolls-Royce Motor Cars(前年比48.7%増) 及び BMW Motorrad(2輪車・前年比14.8%増)も、過去最高の販売台数を記録しました
とのことです!
電動車両の伸びも著しいですが、エンジン搭載モデルも強力に前進したようです。
【
BMWは危機を知らず、2021年に販売記録を更新しました。メルセデスは置き去りにされます 】
という記事もありました。
BMWの世界販売台数は、2015年以来6年ぶりにベンツを上回ったようです。
EVへの性急な全面転向を掲げるベンツは205万台(前年比9%減)・アウディは168万台(前年比1%減)と共に減少したのと比べると、BMWの強さが際立った1年でした。
世界の自動車販売全体では前年比2%増だったようですが、それと比べてもBMWの伸びは素晴らしいです。
(昨今の半導体不足の影響を、他社よりも受けにくい体制だったのかもしれません)
ちなみにBMWは、
2005~2015年もBENZ・AUDIを押さえて世界No.1プレミアムブランドでした。
久々にその定位置に返り咲いたとも言えるかもしれません!
BMWのツィプセ社長が
「世界の多くの市場で自動車を販売しています。それゆえ1つの技術(EV)に依存するには早すぎます。
電動化を進めていくのは間違いありませんが、それはすぐに1つの技術(エンジン)が終わることを意味しません。
エンジンにも未来はあります。」
と語ったように、どんな車が求められているかを決めるのは、メーカーでもディーラーでもなく、お客様です。
その顧客第一主義の姿勢も、世界での販売台数の急増に繋がったと推測します!
BMWグループは、強力な電動化と共に、エンジン搭載車の魅力も追求し続けています。
その最新ラインナップをご覧に、ぜひご来店ください!
G.Sekido