今週のブログ担当は
G.Sekido です。
6月1日に麻布台ヒルズにオープンした『FREUDE by BMW』に行ってきました!
『
FREUDE by BMW』とは、
「人生に、駆けぬける歓びを。」をコンセプトに、BMWブランドに合った洗練された空間の中でブランドの魅力を様々なかたちで体感することにより、ブランドをより身近に感じてもらうことを目的としたブランド・ストアです。
※ FREUDE(フロイデ)とは、「歓び」という意味のドイツ語です
昨年11月より段階的にオープンした
麻布台ヒルズの南端にある、
タワープラザの1F・2Fの一角を占めています。
(敷地が広大なこともあり、迷われる方も多いとのことです)
1階のエントランスから入ってまず目に飛び込むのは、
最新ラグジュアリーモデルや世界的に希少価値の高いモデルの展示(2台)と、それに連続したカフェ&バーです。
BMWのBEVの最高峰である
i7 M70 xDrive は、サファイア・ブラック・メタリックとリキッド・コッパー・メタリックの2トーンに彩られ、威厳と風格を醸し出しています。
その真上の天井には、大きなLEDディスプレイが備わり、動的な演出が施されます。
(ちにみにそのLEDディスプレイは、
7シリーズの後席のパノラマ・ディスプレイと縦横比が揃えられているそうです)
床や天井を走るイルミネーションや装飾は、BMW各車に装備されるドア・エントランス・ライトの曲線をイメージしています。
「
CAFÉ & BAR B」では、「産地にこだわった国産食材で作るドイツ伝統メニューを味わうランチタイム、スペシャルティコーヒーとドイツ発祥のデザートで寛ぐカフェタイム、日独の多彩なフレーバーを使った独創的なカクテルを嗜むバータイム」を楽しめます。
環境に配慮したコーヒー(オランウータンコーヒーやパナマゲイシャ ニルヴァナ)や各種アルコールなど、ドリンクメニューも豊富です。
天井から釣り下がる照明は、様々なモデルのキドニーグリルを模しています。
もう1台の展示車は、
X7の最高峰・M60i xDriveです。
車体色 M マリナ・ベイ・ブルー・メタリックによって、躍動感に溢れています。
展示車としてBEVとガソリンエンジン車の双璧を揃えるところにも、BMWの将来へのメッセージを感じます。
「リテール」コーナーには「
日本初導入のBMWライフスタイルコレクション」が並びます。
「
BMW STUDIO.」と記されたこれらのジャケット、パンツ、バッグ、シューズなどは、正規ディーラーやインターネット等では販売されず、ここでしか購入できないそうです。
いずれのアイテムもデザイン・素材ともに素晴らしく、本当に魅力的でした。
BMWのロゴやエンブレムは控えめながら、その構成色である青・白・黒を用いることで、BMWらしさを表現しているように思えます。
希少なモデル(現在はXMとi5)に試乗することもできます。
試乗受付カウンターが、///M のエンブレムをさりげなく模しているのも素敵です。
施設の様々な個所にこういった粋な演出が施されているので、それを見つけるのも楽しいです。
特別(?)に事前予約なしで2階も見せて頂きました。(階段とエレベーターがあります)
階段脇の柱は、凸面から凹面へと連続して変化し、BMW最新モデルのCピラーをイメージしているそうです。
日本料理レストラン「無題」は、「東京のミシュラン三ツ星店をはじめ、完全紹介制の有名店で研鑽を積んだ料理人による8席限定のシェフズテーブルスタイルで愉しむことができる日本料理店」です。
完全予約制かつメニューは「おまかせコース 44,000円 (税込) /人」のみで、予約可能な8月末までほぼ全ての日が予約で埋まっているようです。
「無題」だけあって、表札には何も刻まれていないのが印象的でした。
「BMWの世界観にあった上質なインテリアやアートの展示により、BMWブランドの洗練された空間とホスピタリティを、限られたBMWオーナー様、ヒルズカード4スター会員様に向けてご提供します。(オーナー対象車種:7シリーズ、X7、8シリーズ、M8、XM)
さらに、セミナーやワークショップなど、コミュニティの創出や交流を深める場としての活用も可能となっています。」との説明があります。
BMWのロゴやエンブレムは無く、様々なキドニーグリルを組み合わせたオブジェのみを配するのは、ある意味で贅沢な演出だと思います。
「
アトリエ」では、「BMWのクラフトマンシップが体感できる、BMWインディビジュアル・オーダーメイドプログラムとして、カラーサンプルやレザーサンプルを目にしながら、スタッフによるラグジュアリーなサービス」が提供されます。
カラーサンプルが一般的な板状のものではなく、車(
Vision Neue Klasse)の形をしているのも素晴らしいと思います。
なお、窓からは道向かいの
ロシア連邦大使館が見えます。
当『FREUDE by BMW』をタクシー等で訪れる際の目印としてもらっても良いかもしれません。
2階の通路部分には、BMWモトラッド『
R 12 nineT』や、BMWと日本の40年以上に渡る繋がりを纏めたアートパネルが幻想的に輝いています。
アートパネルには、
● BMW Art Car (
No.09 : 1990 BMW 535i) を手掛けられた日本画家
加山 又造氏
● 日本の愛好家たちによる1964年から続くBMW公認クラブ「
BMW Club Japan」において、2009年からクラブの会長を務められている
細淵 雅邦氏
● BMWが協賛する
京都国際写真祭や、オフィシャルスポンサーを務めた
東京マラソンなどの
社会貢献活動
● 当ブログでも度々ご紹介している、元「BMWドイツ本社唯一の日本人デザイナー」
永島 譲二氏
など、BMWにゆかりのある方々や出来事が印象的に収められています。
『FREUDE by BMW』は、独創的かつ洗練された、とても贅沢なブランド・ストアだと思います!
(かつて東京駅近くにあった「
BMW GROUP TERRACE」とは、規模も内容も入念さも別格だと感じます)
【「人生に、駆けぬける歓びを」というテーマのもと、BMW LUXURYの世界を体現する】という言葉に偽りはありません!
麻布台ヒルズを散策がてら、訪れてみてはいかがでしょうか...?
きっとBMWの奥深さに関して、新しい発見があると思いますよ!