今週のブログ担当は
G.Sekido です。
3シリーズの50周年にちなんだ、興味深い新聞広告の画像を見つけました。
"50 YEARS OF COMFORTING THRILL SEEKERS."
「スリルを求める人々を、癒し続けてきた50年間」
(comfortingには 慰める とか 心地良い という意味もあってニュアンスを捉えるのが難しいですが、スリルという言葉と対照的な言葉として使っていると推測しました)
3シリーズのロングホイールベース版(日本未発売)の50周年記念限定車に関する広告で、
文章部分ではその歴史と二面性(快適性とスポーツ性)や、最後にはちょっとしたウイットも含まれています。
※
インドでの新聞広告のようです
この「文字で魅せる」広告を見て、ちょっと懐かしくなりました。
当ブログの過去記事でも何度かご紹介したことがありますが、BMWの広告には文章を読んだり意味を考えるとクスっと笑ってしまうようなウイットに富んだものが多くありました。
例えば・・・

"The new BMW M5.Never underestimate the influence of centrifugal force"
「新型M5の加速力を、軽く見ないでください」

"Introducing the family sports car."
「ファミリー・スポーツカーの中でぶっちぎり」(遺伝子レベルから)
といった感じです。
BMWに限らず、最近はこういった「読ませたり考えさせる広告」が少なくなったように思いますが、広告の主役が新聞や雑誌からインターネット・SNSが主体になったこともあって、より「見せる/魅せる広告」へと変化したのかもしれません。
今回は久々に、往年の広告を検索して、面白いものをご紹介いたします!
"BMW BELIEVES LIFE BEGINS AT 6000RPM'S."
「BMWは、人生は6000回転から始まると信じています。」
"WHY TRAVEL THE HIGHWAY OF LIFE IN A BORING CAR?"
「なぜ人生という高速道路を退屈な車で走るのですか?」

"NOW YOU DON'T HAVE TO TRADE IN YOUR FAMILY TO OWN A SPORTS CAR."
「今やスポーツカーを所有するために、家族を犠牲にする必要はありません。」
"SIX CYLINDERS WHERE YOU'D EXPECT TO FIND FOUR.
SIX CYLINDERS HWERE YOU'D EXPECT TO FIND TWELVE."
「4気筒を想定していた場所に6気筒.
12気筒を想定していた場所に6気筒.」
(BMWの6気筒は、コンパクトセダンにも適した経済性と、
12気筒級スーパーカーにも適した馬力を持っています)
"WE ADDED LUXURY AFTER LUXURY AND WE STILL COULDN'T MAKE IT BORING."
「豪華さに豪華さを重ねても、それでも決して退屈にはなりませんでした。」
他にもありましたが、今回はここまでにします...。
当ブログのカテゴリ【
広告・宣伝 】の5年以上さかのぼっていただくと、面白い広告をご紹介した複数の記事がありますので、ぜひ合わせてごらんください。
そして弊社のInstagramでは、
3シリーズの50年の歩みを感じるリール動画を公開中です!

3シリーズの初代(E21型)や3代目(E36型)の素敵な愛車も登場する、S.Shibataによる力作です!
こちらもぜひご覧ください!