トム・クルーズ主演の人気シリーズの第4弾、【ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル】(M:I4)では、BMW i8のコンセプトカーや6シリーズカブリオレが登場して、話題になりました。
現在そのシリーズ第5弾を撮影中ですが、引き続きBMWが協賛するようです。
北アフリカ・モロッコの撮影現場にて、多数の新型M3セダンが目撃されています。
例によって、手に汗握りまくるカーチェイスシーンが期待できそうです!
前作(M:I4)では、BMWは派手なアクションを繰り広げるだけでなく、次世代技術の提案?(フロントガラス全体をタッチスクリーン化)や、衝突安全性の証明?(ラストシーンでの1シリーズの前方落下)など、BMWの先進性や性能のアピールも見られました。
今回はBMWからどんなメッセージが織り込まれるのか、楽しみです。
一方日本では、意外な作品にBMWがちらっと登場しています。
【狐独のグルメ】というテレビドラマです。
個人で雑貨輸入商を営んでいる井之頭 五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の合間に立ち寄った店で食事をする様をひたすら描く、という作品です。
庶民的な店に飛び込み、独りで真剣に料理をチョイスし、楽しんで食べる様を映し続けるという、「夜食テロ」とも呼ばれる孤高のドラマです。
(主演の松重豊さんは、月曜9時の「HERO」の部長検事役でもお馴染みですね。)
その主人公「五郎」が、BMWに乗っているという設定なのです。
現在放送中のSeason4では、5シリーズ グランツーリスモ(GT)に乗っています。
過去のシリーズでは5シリーズセダンやツーリングに乗っていたとのことで、筋金入りのBMWファンのようです。
先日の放送では、「ワイングラス20個を急ぎで届ける」なんてエピソードもあり、BMWの性能がさりげなく?活かされています。
> 輸入雑貨の貿易商を個人で営んでいる。孤高で自由な生き方をモットーとし、結婚や店を構えることについては「人生が重たくなる」として敬遠している。
という設定で、生き方も食事も(車も)自分の好みを貫く、というスタイルにBMWがマッチしていると思います。
(原作のマンガでもBMWオーナーという設定の様です)
「五郎」が「5シリーズ」・・・というのはたまたまでしょうか(^^;ゞ
もう一つの話題は・・・。
FIAフォーミュラE選手権が、いよいよ今日から始まります。
電気自動車のフォーミュラカーを使い、世界10カ国で市街地レースを繰り広げます。
(今シーズンは「スパーク・ルノーSRT_01E」のワンメイクレースで争われます)
大都市の負担減を考慮し、予選から決勝まで土曜日1日で全てが終了する、
タイヤ交換や燃料補給は行わない代わりに、レース中にマシンそのものを交換する、
ファン投票で上位の選手は急加速システムがより長く使える(FAN BOOST)など、
新時代のモータースポーツらしく色々な新しい試みが盛り込まれています。
元F1パイロットを多く含む豪華な参加ドライバー陣も、話題性十分です。
(記念すべき初年度の開幕戦予選のポールポジションを獲ったニコラス・プロストはあのアラン・プロストの息子です。)
そして・・・
BMWはそのFIAフォーミュラE選手権の公式パートナーとなりました。
i8がセーフティカーとして、i3がメディカルカー等として提供され、全戦で活躍するそうです。
電気自動車によるモータースポーツにうってつけの組み合わせだと思います!
さらにそのオフィシャルカー(i8)には、ケーブルを使用せずに充電することを可能にするクアルコムのワイヤレス充電を装備されるとのことです。
新たな試みも盛り込みつつ、新世代のBMWが世界各地で活躍しそうです。
と、いうことで・・・。
BMWは、各方面に車両を提供するだけでなく、ライフスタイルの演出や新しい技術の提案もしているのが面白いと思います。
以上、「話題の先端を走るBMW」についての話題でした。 G.Sekido