先日のブログでもお伝え致しましたが、
【 D5 TURBO LIMOUSINE 】 の試乗車が9/23(火・祝)、24(水)にやってきました。
アルピナ伝統の専用スポイラー、ホイールが個性を静かに主張します。
専用色のアルピナ・ブルーは光によってその表情を変え、晴天時はもちろん雨天時でも魅力的です。
内装にもアルピナ独自の装飾が施され、希少性をさりげなく演出します。
「誰にも分かる」のがMの魅力だとすれば、「分かる人には分かる」のがアルピナの魅力だと思います。
ステアリング裏にはアルピナ伝統のスイッチトロニックの操作ボタンが装備されます。
パドルスイッチが一般化してもあえてこの方式を選択しつづけることからは、パドルに先駆けてスイッチトロニックを発案したプライドと、控えめなスポーティネスへのこだわりを感じます。
(アルピナの一部のモデルでは、パドルスイッチの設定もあります。)
パドルと比べ操作音が小さいため、同乗者に意識させることなくスマートにシフトチェンジすることもできます。
直列6気筒ディーゼル・ターボエンジンは、直6ガソリンともV8とも違う独特のビート感があり魅力的です。
(動画撮影は同乗者の協力の元、安全な環境で行いました)
圧倒的な低回転トルクに加え高回転の伸びも楽しめ、正に「スポーツ・ディーゼル」です。
乗り心地・ハンドリングはとてもジェントルで、全ての挙動に粗さが全くありません。
あえてアクティブステアリングやランフラットタイヤを装備せず、「車と対話する」ことを最優先に仕上げられたラグジュアリー・スポーツ・セダンです。
「絶対的な速さよりも、速さの味わいにこだわった車がアルピナである」 とも言えるでしょうか。
(アルピナの歴史や特徴については、【BMWアルピナ情報:BMW@FUN】 にて詳しく解説されていますので、ぜひこちらもご覧下さい。)
アルピナの世界での販売台数は、年間1000台から1400台と、ごく限られています。
1台1台をマイスターの入念な手造りによって生産するためそれが上限であり、またそれを拡大する意向も無いようです。
昨年のBMWの販売台数は165万台程なので、その0.1%、千台に一台にも満たない程です。
フェラーリが約7000台、ランボルギーニが約2000台程ですので、それよりも希少な車だと言えます。
そしてその希少なアルピナは、およそ20%が日本において販売されており、日本はドイツに次ぐ2番目の市場となっているそうです。
日本はBMWでは米・独・中・英に次ぐ5番目の市場なので、日本でのアルピナの人気は相対的に高いといえます。
控えめなスポーティネスやアンダーステートメント性が日本に適しているのでしょうか。
お陰様で、弊社においてもアルピナ各モデルをコンスタントにお買い上げ頂いています。
BMWはもちろんアルピナ各車のご用命も、弊社サン・モトーレンにお任せ下さい。
お問い合わせをお待ちしております。 G.Sekido