BPS一宮では、3月21日(土)~29日(日)までの期間、
BMW 認定中古車 Spring Fair 2015 を開催しております。
最新モデルを含む特選車を、多数ご用意致しました。
一部の車両につきましては
【Goo-net 在庫情報】 および 【カーセンサー 在庫情報】
でも、内外装写真を含む詳細をご覧頂けます。
また、諸般の事情により上記PDFや上記サイト等に掲載できない「最新モデルの低走行車」もあり、現在35台程の在庫がございます。
ぜひ店頭にて豊富な在庫車ラインナップをご覧ください。
こんな希少なモデルも入荷致しました。
Mの血統とXの才能を兼ね備えた究極のクーペ、X6 Mです!
X6 M(E71型)の中古車は全国でも数えるほどしかなく、希少な1台です。
ブラックサファイアのボディ色に加え、グリルやホイールもブラックで統一され、この上ない程の迫力があります。
一方、サキールオレンジに彩られた内装は鮮烈です。
リアルカーボン製のトリムと併せて、ラグジュアリーかつスポーティーです。
レザーは汚れ・へたりも皆無で非常にきれいです。
後席はさらに使用感が無く、新車同様と言ってもいいほどです。
X6の後席はセパレートシート(4人乗り)の設定もありますが、この車両はより実用的な5人乗りです。
この車両が"M"である証のバッジは、エンジンルームにも輝いています。
実は、このS63B44型エンジンは、"M"初のターボエンジンであるだけでなく、
自動車技術の歴史に残る程、画期的なレイアウトのエンジンです。
ここからちょっとマニアックな内容になりますが・・・m(^^;m
V8エンジンのクランクシャフトには、フラットプレーン(シングルプレーン)とクロスプレーン(ダブルプレーン)があります。
前者は点火間隔が等間隔なので排気効率が良く高出力を出すのに向いているものの、特性上どうしても大きな振動が出てしまいます。
後者は片バンク(V字の片方)で見ると不等間隔なので排気干渉が起きがちですが、バランスシャフトを使えば振動は少なくできます。
そのためレーシングカーやごく一部のスポーツカーを除き、ほぼ全ての市販車は後者を採用しています。
両者の点火サイクルの違いは、この2つの動画に表されています。
(このクロスプレーンの不等間隔の点火が、V8特有の「ドロドロドロ・・・」という排気音の要因の一つとされています。)
そしてクロスプレーンがV8エンジンの主流になり80年ほど経ちますが、BMWは革新的な技術を編み出しました。
BMWのN63B44型エンジン(最近の5シリーズ以上に搭載するV8)は、Vバンク間にターボを配し、両脇から吸気しVバンク間に排気します。一般的なV8エンジンとは逆のレイアウトです。
恐らく、様々な機構(シリンダーヘッド脇のバルブトロニック・高さのあるダブルウィッシュボーンサス・4WD化に関わる機構など)と共にエンジンルームに収めるにはターボをエンジン両脇に配することが難しく、このレイアウトに行きついたと思われます。
そしてS63B44型エンジン(X5M,X6M,M5,M6に採用)では、Vバンク間に排気するレイアウトを利用し、両側のバンクにまたがる形で排気干渉が起きないように排気管を2つに集約させ、別々のターボを配したのです!
(しかも低回転でのパワーとレスポンスに優れるツインスクロール方式です。)
いわば、振動特性に優れるクロスプレーンと、排気特性に優れるフラットプレーンの利点を両立したような特性で、V8エンジンの歴史に名を刻むほどの画期的なエンジンなのです。
メル○デスAMGや、ア○ディでも、最近になりVバンク間排気&ターボ配置を導入したモデルが出てきました。
(おそらくBMW同様にエンジンルーム内でのレイアウトが理由だと思われます)
ですが、BMW同様の両側バンク集約排気&ターボ配置までやっているエンジンは、(私の知る限り)BMW以外にはありません。
コストの問題なのか、ひょっとしたらBMWが特許を押さえているんでしょうか・・・?
BMWのS63B44型は、他社エンジンと比較して最高回転数や最高出力に勝り、基本的素質が優れていることが伺えます。
X6 Mは(X5 Mと共に)、そんな画期的なエンジンを初搭載し、ターボ車で初めてMの名を冠した車です。
他にも魅力的なラインナップを取り揃えております。
今だけの特別価格と、2.99%特別低金利ローンもご用意しております。
この機会にぜひBPS一宮にお越しください。お待ちしております。 G.Sekido