Instagramは、世界中で人気のSNSです。
2010年にサービス開始と比較的後発ながら、今やTwitterに匹敵するほどのユーザー数にまで急成長しました。
(Twitterは文字がメインであるのに対し、Instagramは写真がメインなのが特徴です)
そんなInstagramに関連する、興味深いニュースを見かけました。
米国内で投稿された自動車の写真を、メーカー別に集計したレポートです。
![pMhDw8a-2-thumb-471x692-95631.png](/users/7469/img/pMhDw8a-2-thumb-471x692-95631.png)
米自動車保険センターが、2011年1月〜2015年1月の間に米国内でinstagramに掲載された460万枚の写真を分析したところ、投稿数は以下の通りとなりました。
第1位 71万 335枚 BMW
第2位 45万1177枚 Jeep
第3位 38万7967枚 フェラーリ
第4位 35万7915枚 ポルシェ
第5位 34万6399枚 日産自動車
BMWがダントツ1位でした!
ドイツの他のブランドではAUDIが10位、VWは13位、BENZは16位と、大きな差があります。
![1413298478232591652-2-thumb-471x651-95637.png](/users/7469/img/1413298478232591652-2-thumb-471x651-95637.png)
州ごとの1位を並べると、このような配置と合計になります。
比較的都市部はBMWが強く、田舎はJEEPが強いように見えますね。
それらの投稿のイメージをつかむために、GOOGLEで画像検索してみると・・・
![CapD20151010_2-2-thumb-471x290-95645.jpeg](/users/7469/img/CapD20151010_2-2-thumb-471x290-95645.jpeg)
"INSTAGRAM BMW" で検索すると、こんな画像が並びました。
スタイリッシュ&スポーティーなイメージですね。
Mモデルや、チューニングを施した車が多いようです。
![CapD20151010_1-thumb-471x295-95641.jpeg](/users/7469/img/CapD20151010_1-thumb-471x295-95641.jpeg)
"INSTAGRAM JEEP" で検索すると、こんな画像が並びました。
BMWとは対照的に、タフ&ワイルドなイメージですね。
車高を上げ、大きなタイヤを履かせた車が多いです。
ジャンルも地域も違えど、いずれも「人に見せたくなる車」だということでしょうか。
![F0lkvUb-2-thumb-471x434-95647.png](/users/7469/img/F0lkvUb-2-thumb-471x434-95647.png)
こんなグラフも公開されています。
縦軸は写真の投稿数、横軸がアメリカでの販売台数(今年の1月からの累計?)です。
BMWは、販売台数はメジャーブランドと比べると多くないものの、
「1台当たりの投稿数」が多いということが分かります。
![CapD20151010_3-2-thumb-471x897-95676.jpg](/users/7469/img/CapD20151010_3-2-thumb-471x897-95676.jpg)
この表は、左から撮影枚数、今年の販売台数、そして「1台当たりの投稿数」です。
(今年の販売台数から「1台当たりの投稿数」を出すことには少々疑問もありますが、ブランド毎の傾向を比較するのには適していると思います)
それによると、ドイツブランドのうち
BMWは4.2、AUDIは2.8、VWは0.8、BENZは0.2と大きな差があります。
特にBMWとBENZは、共に販売台数首位を競い合うプレミアムブランドながら、20倍以上の圧倒的な差があります!
「人に見せたくなる車」は、
「積極的に選んだ車」(消去法的選択では無く)であり、
「所有していることに喜びを感じる車」であると思います。
そして、所変わって日本では・・・
![20150106_18-thumb-471x382-70091-2-thumb-471x382-95700.jpg](/users/7469/img/20150106_18-thumb-471x382-70091-2-thumb-471x382-95700.jpg)
以前のブログでもご紹介しましたが、
BMWは今年の「新成人が欲しい車」の3位でした。
今回も輸入車の中で最上位であり、憧れの車の筆頭であり続けています。
洋の東西を問わず、BMWには他のブランドには無い魅力があるようです。
これからも「人に見せたくなる車」の代表格であり続けてほしい、
そしてあり続けたいと思います! G.Sekido