愛知県警察のホームページに【街頭における犯罪】というコーナーがあり、
そこでは様々な情報が公開されています。
そのコーナーにある【自動車盗難の実態】には、詳細なデータが載っています。
● 愛知県の自動車盗難は5年連続ワースト1
● その発生場所の6割は自宅や月極め駐車場
● 自動車盗難・車上ねらい・部品ねらいの1日当たりの被害額は1920万円
等の、恐ろしい記述もあります。
● 盗難車全体のうちイモビライザ非装着車が3分の2以上、5年以上経過した車が7割
● ランキング上位はランドクルーザー・クラウン・プリウス・セルシオ・ハイエース
とのデータもあります。(なんとランクルは30台のうち1台!が盗難に遭っています。)
これらの状況に対して、愛知県の条例が一部改正され、
「イモビライザが取り付けられた自動車の窃取に関わる機器の所持禁止」が来月より施行されます。
いわゆる「イモビカッター」を所持しているだけで罰則の対象となるというものです。
車両自体の盗難はもちろんですが、車上ねらいにも注意が必要です。
車上ねらいは、今年に入ってから愛知県全域で増加傾向にあり、
5月は1月の1.5倍になっているそうです。
さらに「一宮市は車上ねらいが今年の1月から5月までの間、愛知県で最も多く発生している」とのことです。
「雨の日は雨の音でガラスの音が消されるため被害が増える傾向にある」とも書かれています。
ちなみに数年前に被害にあった私の知人の場合は、車内にカバンや荷物を置いてあったわけでなく、センターコンソールに小銭(硬貨)が置いてあったらガラスを割られ被害に遭いました。(しかも自宅車庫でした!)
それが高価なものであるかどうかを問わず、
「車外から見える場所には現金はもちろんカバンや荷物等も一切置かない」というのが原則です。
(私もそうしています。)
自動車関係の情報ではありませんが、同サイトにはこんな情報も出されていました。
空き巣は、平日の日没前後に多く発生しているそうです。
犯人は、薄暗くなっても室内灯が点灯していないと留守宅だと判断するためのようです。
日没時をはさんで外出する際には、あらかじめ室内灯を点けておく等の対策が有効かもしれませんね。
話は自動車関連に戻りまして・・・
最近 「ごっつん盗」 という犯罪が増えているそうです。
犯人は狙った高級車にわざと軽く追突し、ドライバーが話し合いをしようと車を降りた隙に、別の共犯者が乗り込んで車を盗んで走り去る、というものです。
その犯罪への効果的な対策は、車外に出る際には、エンジンを止めキーを持って降りるということです。
【車盗難・車上荒らしを防ぐ:All About】 には、この「ごっつん盗」も含め色々な犯罪に関する情報・対策も掲載されています。
ご参考にされてはいかがでしょうか・・・?
今回はシビアな内容で恐縮ですが、次回は楽しいネタを掲載しようと思います!(^^) G.Sekido
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このブログ記事を読んだ知人(同級生)から、お知り合いの女性が「ごっつん盗」に遭ったとの情報を教えて頂きました。
とのことです。BMWにお乗りの県内の方のようです。
前後の車が共犯だったと思われます。
被害は大阪府や愛知県で多く、
犯罪情報の普及を狙って愛知県警が「ごっつん盗」と名付けたとの情報もあります。
「追突され 車出るなら 鍵を抜け」
最近の車はスマートキーが装備されている場合も多いですが、
その場合は鍵を持ち出すだけでは不十分で、
降りる前にエンジンも停止させる必要があると思います。
降りたらドアをロックした方がより安全でしょうね。
皆様もお気を付け下さい..。