今週は、久々にMINIの話題をお届けしようと思います。
きっとBMWにお乗りの方にも気になる話題だと思いますので・・・。
MINI一宮に、John Cooper Works(3ドアハッチバック)のデモカーができました!
John Cooper Works(JCW)は、MINI COOPER Sをベースに特別なチューニングを施した「レースの血を受け継ぐ伝説のMINI」です。
いわばBMWにとっての"M"と同様に、走りの最高峰モデルです。
MTのみだったJCWに、今年に入ってから念願のATが追加になったので
弊社としても初のATのJCW試乗車をご用意致しました。
(全国的にも珍しいのではないでしょうか。)
JCWはボディのいたるところが機能的にも視覚的にもグレードアップされています。
その走りは極めて速い上に、剛性感が高くとても上質です。
6速ATはパドル操作に応じて素早くタイトに変速し、JCWの高性能を気軽に存分に味わう事ができます。
街角から高速まで、フィールドを選ばす楽しめます!
さらに、現在弊社にはターボエンジンを搭載したCOOPER Sの試乗車がなんと4車種もございます!(全て6ATです)
軽快なハッチバック、
オープンエアが心地良いコンバーチブル、
ホイールベースが長く動きが滑らかなクラブマン、
視線が高くゆったりしたクロスオーバーと、
エンジンは同じでも走りの個性は異なります。
「COOPER S」のエンブレムは4台とも共通ですが、
後ろから見たスタイリングはもちろん、機能性も大きく異なります。
ゴーカートフィーリングに溢れた楽しさは共通ですが、実は個性的な4台です。
ぜひ乗り比べて、お好みの1台を見つけて下さい!(^^)
そして話は少し趣を変えますが・・・。
MINIに搭載されている4気筒エンジンは、BMWグループが開発し、
MINI全車およびPSA(プジョー・シトロエングループ)の多くの車種に採用されているグローバル・エンジンです。
そして、その中の1.6Lターボエンジン(MINIの場合COOPER SおよびJCWに搭載)は、自然吸気2.5L級のパワー&トルクがあり、実燃費にも優れています。
JCWのような高性能車から、PSAでは7人乗りのミニバンにも採用されるほど適応性が高く、「花も実もある」エンジンです。
その資質の高さは、世界的にもとても評価が高いようです。
世界的に優れたエンジンを選び・表彰する【インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー】というコンテストが1999年から毎年行われています。
排気量別等にいくつかのカテゴリーがあるのですが、その「1.4~1.8Lクラス」では、
このエンジンがなんと2007年から2013年まで、7年連続でナンバー1に選ばれています!
つまり、このエンジンの発売開始から現在まで、ずっとこのクラスの世界王者に君臨しているのです。
(MINIからも受賞のプレスリリースは断片的に出されているものの、なぜか連続受賞であることが書かれていないのが不可解ですが・・。)
これだけ技術競争が激しい世の中で、素晴らしい快挙だと思います!
小手先の改良に頼らず、「基本性能に優れたエンジンを創りだす意思と技術力」のたまものではないでしょうか。
※ちなみに、もちろんBMW各車のエンジンもこの「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」の常連です。
今回は、2.0L 4気筒ターボ・ガソリンエンジン(3シリーズ・5シリーズ・Z4・X1・X3に採用)が「1.8~2.0Lクラス」のナンバー1に選ばれました。
ぜひこの3連休は、MINI一宮にお越しの上、クラス世界王者のエンジンを搭載した
弊社のJCWとCOOPER S軍団のデモカーをご試乗下さい!