BMW3シリーズは、1975年の初代モデルの導入から、何と40周年を迎えます。
その軌跡をまとめたスペシャルムービーも配信されています。
BMW3シリーズは、コンパクト・スポーツ・セダンという市場を切り拓き、世代ごとに着実に進化しその地位を不動のものにしました。
歴代の3シリーズの特徴と進化につきましては、当ブログの過去記事
【頑固親父と3シリーズ!】もぜひ併せてご覧ください!
そして、3シリーズが40周年を迎えることを記念して、
特別仕様車 3SERIES M SPORT STYLE EDGE が発売になりました。
数々の特別装備が施され、ラグジュアリーかつスポーティーに仕上げられています。
内外装の各部はブラックやグレーに塗られ、精悍でクールなイメージです。
320i、320d、320i xDriveの、それぞれセダンとツーリングがあり、計330台限定です。
(全てM SPORT、8ATです。)
ボディ・カラーはアルピンホワイト3とミネラル・グレーの設定があります。
約26万円相当の装備を施しながら、ベースモデルとの価格差は16万円ですので、リーズナブルな設定になっています。
ショールームには、ミネラル・グレーの320dを展示いたしました。
渋く深みのある車体色と各部の特別装備によって、より強い存在感を放っています。
この車だけの特別装備である「専用グレー塗装」の18インチホイールと、
光沢仕上げのブラック・キドニー・グリルは、外観を精悍に引き締めます。
ピアノ・フィニッシュ・ブラック・インテリアトリムにはパール・グロス・クローム・ハイライトが施され、室内をモノトーンの濃淡と輝きによって飾り、ステンレス・スチール・ペダルと共に精悍に演出します。
そして、フロント・シートヒーター付きの「Sensatec レザーシート(専用設定)」もこの車だけの特別装備です。
Sensatecとは、BMWが採用している合成皮革(Leatherette)の呼称です。
国によっては以前からオプション設定があったようですが、日本仕様でシート全面に採用されたのはこの特別仕様車が初めてだと思われます。
(ただしアームレスト部分やシートの背面部分等には、日本仕様にも従来から使われていました)
本革とSensatecの特徴は、某海外サイトの記述によると
【本革の特徴】
○より高級感がある ○使いこむと柔らかくなる △独特のにおいがある
×より高価 ×傷みやすい(引っかき傷やひび割れ) ×汚れやすい ×冬に冷たい
【Sensatecの特徴】
○より安価 ○傷つきにくく、経年変化が少ない ○汚れにくく、ふき取りも楽
×本革とほとんど見分けがつかないものの、比べると質感に劣る
といったところのようです。
個人的には、本革との質感の差は「言われなければ分からない程度」だと思います。
むしろSensatecの方が、濡れた衣服で乗っても色移りしないとか、メインテナンスに気を使わない等のメリットが大きいという考え方もあると思います。
ちなみに、3シリーズ M SPORTに「ダコタ・レザーシート+フロント・シート・ヒーター」を装備した場合のオプション価格は266,000円です。
この限定車は、26万円相当(そのうちSensatecシート+シートヒーターは10.5万円相当)の特別装備を施していますが、もし仮に本革シートだったとすると、26-10.5+26.6=42.1万円相当となります。
考えようによっては、「この特別仕様車はベースモデルとの価格差16万円で、42万円相当にも見える装備を備えている」とも言えるかもしれません...!?
そんな見逃せない付加価値を備えた40周年特別仕様車は、330台限定です。
その内外装を、ぜひショールームでじっくりとお確かめ下さい。
ご来場をお待ちしております。 G.Sekido