今シーズンのSUPER GTの開幕戦が、7/18(土)・19(日)に富士スピードウェイにて開催されました。
コロナ禍の影響で延期されていましたが、3か月遅れでの無観客での開催に漕ぎつけました。
BMW M6 GT3にとっては
2018年11月(ARTAがタイトルに挑んだ最終戦)以来の、
BMW Team Studieと荒選手にとっては
2017年11月以来の、SUPER GTの舞台でもあります!
auto sport webの事前の優勝予想ではぶっちぎりでの1位に選ばれるなど、久々の参戦ながらとても高い人気と評価を維持しています。
【予選】
GT300クラスは参加台数が多く混雑が予想されるため、予選Q1はA・Bの
2組に分かれて実施されます。
Q1を担当した"世界の”
荒 聖治選手は1:36.898を記録し、Bグループの6番手でQ2進出を決めました。
Q2を担当した
山口 智英選手は、決勝を見据えたハード目の難しいタイヤで1:38.019を記録し、15番手ポジションを得ました。
【決勝】
スタートドライバーの荒選手は着実にポジションを上げ続け、20周目には9番手まで浮上します!
できるだけ荒選手で引っ張る作戦を立て、PITストップに向かうマシンが増える中トラック上に残り続け、
ついにラップリーダーとなります!
ですが、いよいよPIT INのコールを受けた続く35周目に接触・スピンによるセーフティーカーが導入されます。
それによって、運悪くStudie M6は前半で築いたマージンを失ってしまいます。
荒選手からマシンを受け取った山口選手は14番手でコースに復帰し、無線が通じないトラブルに見舞われながらも、ノントラブルの
15位完走を果たしました!
無事に完走を果たしたチームは、良好なマシンの手応えから、次戦以降の
より上位での戦いを確信します。
(ちなみに、GT300の優勝に加えてGT500の1位~5位もToyota Supraが占めましたが、同車の市販車はBMW Z4と基本設計や生産形態を同じくする兄弟車でもあるので、個人的には嬉しいような悔しいような複雑な気分です..。)
コロナ禍の中で、モータースポーツもイレギュラーな開催を余儀なくされていますが・・・
こうして写真や動画で熱い戦いや雄姿を見られるだけでも、閉塞的な状況下での良い刺激になると思います!
今後もBMWのサーキットでの戦いにご期待ください!
G.Sekido