この歴史的イベントはBMW Group Classicが
1999年より後援していることもあり、開催を告知するポスター風の画像にはBMWのヒストリックカーが描かれています。
2021年用には
507が、2022年用には
M1と3.0CSLが描かれています。
(ちなみにイベントの
パートナーには、他にはドイツの高級時計メーカー
A.ランゲ&ゾーネ等も名を連ねています。)
会場には
世界の名だたる名車と共に、素晴らしいコンディションのBMWの数々も展示されました。
M1のPROCAR仕様と市販車の脇に佇むのは、ちょうど半世紀前の1972年に創設されたBMW Motorsport社の初代CEOでもある
ヨッヘン・ニアパッシュです。
余談ですが...。
この両車のステアリングには、先週のブログでもご紹介した「
BMW Motorsport社 創立当時のエンブレム」が付いているものの、PROCAR(ワンメイクレース仕様)がカラフルなのに対し、意外なことに市販車は白黒のモノトーンとなっています。
当時のカタログや雑誌等でもそうなっているので、色褪せたわけではなくそういう仕様だったようです。
"Coupe Sport Lightweigh"(軽量スポーツクーペ)という名前の元祖であり、モータースポーツシーンを席巻した
3.0CSLや、その名を受け継ぐ2代目である
M3 CSL(E46型)も、時代を超えた輝きを放っています。
そして会場では、
先日本国発表されたM4 CSLの実車もお披露目されました!
M4クーペをベースに、約100kgもの軽量化と約40馬力もの高出力化が図られた世界限定1000台の高性能モデルです。
BMW Mの50周年を記念したBMW史上最速マシンであり、"CSL"の18年ぶりの復活です!
(会場の様子は、審査員でもあるLAURA KUKUK氏の
Instagramでもご覧いただけます)
BMW Mからは、その半世紀の活躍を凝縮した動画【
50 Years of M Power!】が発表になりました。
"M"は、自動車の楽しさを発展させる道を、これからも邁進してくれると思います!
BMW Mの50周年を記念して、特別なモデルやイベントが企画されています。
今後の展開にもご期待ください! G.Sekido