「
2021年に最もGoogle検索された自動車ブランド」を示した世界地図が、Comparethemarketというサイトで発表されています。
世界各国における検索件数を集計し、1位になったメーカー別に色分けしてあります。
1位の国の数をメーカー毎に数えると、1位はトヨタ(47カ国)で、2位はBMW(29カ国)でした!
(国の数の合計であり、人口や検索数の合計を表しているわけではありませんが、興味深い資料だと思います)
BMWは、プレミアムブランドの中で最も消費者の興味・関心を惹いているようです。
欧州を拡大すると、
BMWはお膝元のドイツやイギリスを始めとする21か国で1位となっています。
それに次ぐのは9か国のAUDIで、メルセデスは3か国(スペイン、モンテネグロ、コソボ)に留まります。
ちなみに、昨今報じられることの多いウクライナではルノーが1位になっています。
その隣国のルーマニアの
ダチア(ルノーグループの廉価車メーカー)が、ロシアやウクライナではルノーブランドとして売られていることが関係していると推測します。
話は脱線しますが・・・
メルカトル図法による世界地図だと、緯度が高い地域ほど現実よりもバランスが大きく描かれることもあり、ロシアは世界でもダントツに広大な国土を持っているようなイメージがあります。
ところが、
こちらのサイトで実際のサイズ(面積)に基づいた表示に切り替えると、
ロシアや北欧三国やカナダはメルカトル図法の半分ほどの面積になってしまうようです。
そしてその「思ったより狭いロシア」は、「全国土の20%に過ぎないヨーロッパ地域に、全人口の約68パーセントが住んでいる」そうです。
「ユーラシア大陸に横たわる大国」というより、実態としては「東欧のラスボス+巨大な裏庭」って感じなのかもしれません。
(ロシアがウクライナに固執する理由の一つに、そういった背景もあると推測します)
話は本題に戻りまして・・・
それによると、トップはトヨタとBMWが争い、3位は少し離れてメルセデスが位置しているようです。
そして2019年はBMWがぶっちぎりの1位(118か国)だったようです!
世界販売台数がトヨタに次ぐ2位であるVWが、ランキングにほぼ顔を出していないのは意外です。
当ブログでは、同様のランキングを
5年前にもご紹介したことがあります。
その際も
1位はトヨタ(74か国)・2位はBMW(51か国)でした。
この2016年のランキングと比べると、最近はヒュンダイやホンダが順位を下げ、メルセデスが上昇しているようです。
情報機器の普及やコロナ禍の影響もあって 「興味・関心について調べる回数が増えている」のでしょうか。
尚、補修用品でもおなじみのHolts社が、2019年の12か月間のGoogle検索件数を調査したところによると、
BMWが世界の137か国において1位だったとのことです!
前述の2019年のランキングでもBMWが最多(118か国)だったので、ある程度高い整合性が見られます。
この年に新型1シリーズ・3シリーズ・X5・X7・Z4等の販売が軌道に乗ったということが、大きな理由だと推測します。
世界中がBMWに染まったような、すごい地図ですね...。
そして現在の弊社ショールームの現在の5台の展示車は、全てホワイトに染まりました。
ぜひ「
世界で最もググられているプレミアムカー」の魅力をお確かめください!
G.Sekido