今週のブログ担当は
G.Sekidoです。
新型5シリーズのガソリン車とEVの試乗車が揃いました!
190PS・310Nmのガソリン 2L・4気筒エンジンを搭載した523i M Sportと、
340PS・400Nmの電気モーターを搭載したi5 eDrive40 M Sportです!
BMWは多くの車種において、エンジン搭載車とBEVでプラットフォームを共用しています。
そして、その両車の外観上の差別化もわずかです。
この角度だと、i5にはフロントグリルに「i」のバッジがつき、左フロントフェンダーに充電用のフラップがある位の違いしかありません。
(BEVやPHEVはボディ各部のBMWマークの周囲に青いリングが付いていますが、この距離だとほぼ分かりません)
むしろ、タイヤ&ホイールのサイズの違いの方が目立ちますね。
523iは19インチ(標準装備)と十二分なサイズですが、i5の21インチ(オプション装備)はさらに迫力があります。
フロントフードを開くと、両車の違いが視覚的にも明らかになります。
なおi5のカバーの下には、補器類や
モーター(M60 xDriveの場合)が収まり、このスペースも有効に活用されています。
i5のシームレスで強力な加速性能も魅力ですが、523iも十二分なパワーがありかつ上質です。
運転席周りは、両車はほぼ共通です。
ただしステアリングに備わるパドルは、523iは左右(ダウンシフト/アップシフト)にあるのに対し、i5は
ブースト機能を起動する左パドルのみとなっています。(それを引くと、最長10秒間はモーター出力が高まります)
後席は全く同じかと思いきや、実は少しだけ違いがあります。
床下にバッテリーを搭載する関係から、i5の床はほんの少し(1cm程?)高くなっています。
(画像は、左後席の足元の写真です)
523iはフロアカーペットの形に床が窪んでいるのに対し、i5はそこがほぼフラットになっています。
ヒール段差(床から座面までの高さ)はi5でも十二分にあり、最初からEV化を想定したパッケージングであることが伺えます。
※ ちなみに、同程度の床の高さの違いは、4シリーズグランクーペとそのEV版とも言えるi4でも見られます。
後方からの眺めも、523iの排気口は車体下側を向いていることもあって両車の違いはわずかで、車名バッジの位置(i5は左端に配置)にわずかな主張を感じる程度です。
EVには凹凸の少ないワンモーションフォルム的な専用デザインを与えるメーカーもありますが、BMWはそうではありません。
「BMWにとっては、EVもガソリンやディーゼルやPHEVと同列でラインナップするバリエーションの一つであり、必要以上に差別化することはありません。
まずベースとなる車ありきであり、ライフスタイルに基づいてそのパワープラントに何を選ぶかはお客様次第です。」というような考えだと推測します。
BMWのツィプセCEOが「
エンジンにも未来はあります。」という主張を重ねていることからも、そういった考えが伺えます。
ぜひ両車を乗り比べて、お好みの選択肢を見つけてください!
ショールームのリニューアル工事も、いよいよ完了が近づいてきました!
新しいプレミアム感に溢れた、魅力的な内装だと思います。
2/23(金・祝)・24(土)・25(日)は、リニューアル・オープン・フェアを開催致します!
ぜひ最新のショールームと、最新のBMWラインナップをご覧にお越しください。
ご来店をお待ちしております。