今週のブログは
G.Sekido です。
前回のブログに引き続き、
「ブログ担当の近況報告」ネタで...
昨年の夏に、二十数年ぶりにバンド活動を再開し、下手なギターを人前で弾く機会に恵まれました💦
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私のパートはサイドギターなのですが、暖かい観客の声援に担ぎ出されてセンターに出しゃばったところ...
数少ない見せ場でがっつり間違えました。
私がライブで何かしらやらかすのは往年のお約束でしたが、歳をとっても相変わらずであります..。
それでも次のライブ出演(本番はもうすぐです💦)のお誘いを頂き、毎晩練習に励んでいます。
と、近況報告はそれくらいにしまして・・・
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先日、FaceBookのフィードにて、このような
投稿を見かけました。
BMW
Z8をベースにした超希少車、
Alpina Roadster V8 の中古車情報です!
日本におけるアルピナの総代理店であるニコル・グループさんが販売する中古車で、
「現在、レストア作業を進めており、トリムパネルの修理を行っています。次は、ソフトトップの中張りの修理を予定しています。生まれ変わった姿は近日公開予定。
年式:2003年 走行距離:3.6万km
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Z8がM謹製のS型エンジン(4.9L・V8)を搭載し6MTのみの設定だったのに対し、Alpina Roadster V8はトルク重視のエンジン(4.8L・V8)が搭載され5ATのみの設定となっているのが特徴です。
スイッチトロニック(ステアリングホイール裏側のシフト操作ボタン)と、正面に
シフトインジケーターも装備されています。
Z8は総生産台数5703台と希少車ですが、Alpina Roadster V8は総生産台数555台(うち450台が北米、105台が欧州や日本で販売、一説によると日本で正規販売されたのは18台)とさらに希少な車です。
Z8の新車販売(2000年~2003年)当時の日本での価格は1650万円に対し、Alpina Roadster V8(2004年~2005年)は2089万円と、さらに高価な車でもあります。
その希少性もあって、Alpina Roadster V8はここ5年間のオークションでの落札価格の平均は
293,086ドル(約4500万円)と、新車当時価格の2倍程になっているようです!
Z8のそれが
211,798ドル(約3200万円)であることと比べても、 希少価値が際立っています。
21世紀に生産されたBMWとしては、最高峰だと言えるかもしれません。
そして、「希少なZ8をベースにした、さらに希少な車」繋がりで・・・
Z8は、その生産車の全てが左ハンドルでしたが、
世の中にはその右ハンドル車が存在するようです!
この車はイギリスのBirds Autoという会社で右ハンドルに変更され、その後オーストラリアに渡ったようです。
※
オーストラリアでは、法律的に左ハンドル車を登録するのは事実上不可能ということもあり、莫大な費用と手間をかけてでも右ハンドル化したいというニーズがあるようです。
同じく、生産車の全てが左ハンドルだったAlpina Roadster V8にも、右ハンドル車が存在するようです。
こちらはオーストラリアで右ハンドルに変更されたようです。
2台とも(写真を見る限りでは)とても美しく、最初からそうだったと思わされる程の仕上がりです。
逆側のハンドルにコンバートするという加工は、古今東西で行われていましたが、
時代と共に自動車が進化するにつれて、その難易度は飛躍的に上がったと推測します。
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内装のトリム類をワンオフ製作するのも、相当な手間と費用が掛かりそうです。
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そもそもエンジンルームにはほとんど余裕が無いでしょうから、操舵機構やブレーキブースター/リンク等をどうやってレイアウトしているか等、検討もつきません...。
Z8およびAlpina Roadster V8は、その情熱と手間と費用をかけるに値する魅力を持った車だ、という証でもあります。
そして超希少なAlpina Roadster V8の右ハンドル車(世界に1台?)こそ、超・超希少な車だと思います。
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個人的な
「いつか見てみたい・乗ってみたいBMWの超希少車リスト」に、「右ハンドルのZ8」が加わりました。
(他には
BMW 2800 Spicup、ヨッヘン・ニアパッシュ氏が所有した
グレーのM1、ポール・ウォーカー氏が所有した
M1 AHG Studie package等があります)
他にも興味深い希少車の情報がありましたら、ぜひ教えてください。
当ブログにて掘り下げたいと思います!
宜しくお願い致します。