今週のブログ担当は
G.Sekido です。
珍しい仕様のM2クーペの試乗車ができました!

「珍しい仕様」その1は、そのボディカラーです。
BMW Individual フローズン・ピュア・グレー(メタリック)は、光沢を抑えたいわゆるマットカラーです。
存在感と迫力が際立ち、「走りに徹したマシン」というような雰囲気です。

そして「珍しい仕様」その2は、
この車はマニュアル(6速MT)なんです!
ちなみに日本の乗用車販売における
MTの比率はわずか1.5%程のようで、BMWにおいてもとても希少かつ貴重な存在になりました。
年々進化する自動運転(運転支援)機能との相性という要素もあり、ATの比率はさらに高まっていくことも考えられます。
それだけに、これからMT車に乗るということは、人生レベルで有意義かつ贅沢な車選びかもしれません。

シフトレバーは前後左右ともストロークが短く、操作感は絶品です。
「カチカチ系」ではなく「コクコク系」といったフィールで、安心感が高い上に長時間の運転でも手首が痛くなることがなさそうです。
クラッチペダルも剛性感に富み、軽くはないですが特に重くもないといったところでしょうか。
最高出力480ps・最大トルク600Nmを後輪に伝え、0-100km/h加速をわずか4.0秒でこなすことが可能です。
.jpg)
ちなみに弊社では
先代M2および
M2 CompetitionのMTの試乗車をご用意したことがございました。
それをご紹介したブログでも記しましたが・・・
現代におけるMTの楽しさをあえて表現するなら「骨付き肉を、ナイフとフォークではなく手を使って食べる」ような感じだと思います。
スマートに食事するのも素敵ですが、あえて手を使って貪欲に味わいつくすのも醍醐味があります!

現行M2は、サスペンションやエンジンフィールも含み、車全体として「粗さを排除した、純粋な熱さ」を持っているという印象で、それはMT車でも同様です。
ある意味で、小手先の演出に頼らず、大人っぽいスポーツネスとピュアな豪快さに溢れた仕上がりだと思います。
そして、弊社ではさらに・・・
M3セダンの試乗車もできました!

M3 Competition M xDriveセダン
8速 M ステップトロニック・トランスミッション(Drivelogic付)です!
車体色のM ブルックリン・グレー(メタリック)は、精悍かつスタイリッシュです。

8速ATはモード選択によってダイレクト感が変わり、街乗りからサーキット走行まで幅広くこなします。
M xDrive(4WD)の緻密な制御により、最高出力530ps・最大トルク650Nmを満遍なく路面に伝え、0-100km/h3.5秒という強烈な加速が可能です。

この2台は、基本的に同じエンジン(S58B30A型)を搭載しているので、エンジンルームの眺めは似通っています。
ですが6速MTで後輪駆動のM2クーペと、8速ATで4WDのM3コンペティションでは、キャラクターがかなり異なります。

弊社の試乗車にて、ぜひその個性の違いもお確かめください!
(試乗車は基本的に新車ショールームに配備しておりますが、事前にご連絡・ご予約頂けるとよりスムーズにご試乗いただけます)
ご来店をお待ちしております。