弊社のBMW新車ショールーム&サービス工場の構内に、弊社初の
急速充電器を設置いたしました!
一般的な「普通充電」が交流電源で3~6kW程度の出力であるのに対し、「急速充電」は直流電源でおおむね20kW以上の高出力であることが特徴です。
弊社に従来からあった普通充電器と比べると、充電器の大きさに加えて
充電ケーブルの太さも全く異なります。
電気自動車の性能や諸条件によっても異なりますが、航続距離160km分の充電に要する時間が、普通充電100Vだと約14時間、普通充電200Vだと約7時間なのに対し、急速充電だと約30分程度と格段に短く済む(
経済産業省の解説)とされています。
さらに、弊社に設置した急速充電器は、
100kWという非常に高い出力を持っています。
急速充電器のうち20Kw以上を中容量タイプ、
40kW以上を大容量タイプと呼んだり(
JAF)、
低速(20kW未満) ・中速(20 - 39kW)・高速(40 - 89kW)・
超高速(90kW以上)と分類したり(
GoGoEV)することもあるようですが、100kWはいずれのランク分けでも最高クラスです。
すなわち「
超高速型・急速充電器」です!
iX3の80kWh、iXの76.6~111.5kWhという大容量バッテリー車を円滑に運営するために、設置いたしました。
(ちなみに
設置費用も、普通充電器はもちろん中速以下の急速充電器とも大きく異なります...。)
充電するには、「
充電認証カード」が必要です。
2本ある充電コードを選んでCHAdeMO規格のがっしりした充電ケーブルを刺し、カードをかざしてデータ通信を伴う認証が完了すると、充電が開始されます。
(ちなみに写真のケースでは9割近く充電されていたこともあり、
バッテリー保護のために電力が控えめに制限されていたのか「満充電までの残り時間は4時間13分」と長めに表示されています)
その一方で、その少し後の車両での表示は「目標充電完了時刻 100% 28分後」となっていました。
運用上の観点(多くの人の利用)から、急速充電器は原則として1回30分を上限としていることから、それも考慮した表示になっていると推測します。
※ 30分後に再度カードをかざせば、引き続き充電も可能です。
対応する車両にお乗りの方は、ぜひご利用ください!
(弊社の営業時間外や、他の車両が充電中の場合はお使いいただけませんが、予めご了承をお願いします)
iX3の試乗車および
iXの展示車にて、BMWの「次世代のパイオニア」の魅力をお確かめください。
ご来店をお待ちしております。
G.Sekido