今週のブログ担当は
G.Sekido です。
6月13日に開催された「第94回ル・マン24時間レース」会場において、BMW Mの方向性を示すコンセプトカーが発表になりました!

【
BMW M Concept Neue Klasse 】(M コンセプト ノイエクラッセ)です!
「ハイパフォーマンス・マシンにおける新たなデザインの可能性を切り拓くとともに、次世代EVとして未来をリードするBMW Mのあるべき姿を明快に体現したプレビュー・モデル」です。
「次期M3はBEVとガソリン車の2本立て」となると噂されていますが、そのBEV版M3のコンセプトを示す車だと見られています。

ワイド&ローなフォルムは力強くフェイスも精悍で、ネット上でも評価が高いようです。
この車から、今後のBMWのデザインの方向性を探ってみたいと思います。

ティーザー活動等で登場が予告されているBEV版M3は、今年3月に発表になった
新型i3をベースにして高出力&ワイドフェンダー化されると推測されます。
ですが今回発表になったBMW M Concept Neue Klasseは新型i3よりもAピラーが寝てキャビンが小さく、ドアノブなどのディテールも異なります。
なのでこの車はBEV版M3の市販車そのものではなくあくまでも「コンセプトカー」であり、その特徴を際立たせたモデルだと思われます。
・・・ではあるのですが、その特徴的なディテールは「新しいデザイン言語」や、今後のMモデルのアイコンとなる要素も盛り込まれているようです。
・モータースポーツ由来の「Mイエローライト」
・トラックライト(サーキット用の補助灯)
・TRIMARANバンパー(「三胴船」状のバンパー)
・フローティングディフューザー(リア下端の翼)
・2本スポークのMステアリングホイール
・レッドアクセント付きのギアセレクターとシフトパドル
が注目ポイントです。
「黄色いライト」は、今後の全てのMモデルのアイデンティティとなっていくと推測します。
TRIMARAN(三胴船)とは「主船体の左右に細長い小さな船体を連結した船舶」のことで、前後バンパー共に真ん中に柱が立ったような造形になっています。
V字に窪ませたボンネットから下へと続き、左右のグリルの存在を際立たせる役目も狙っていると推測します。
ステアリング左右の「+」と「-」のパドルは、BEVにおいてどのような制御と楽しさをもたらすのか、楽しみです。
・フロントスポイラー、ダックテール、フローティングディフューザーによるダウンフォース
・ボンネットのV字型シェイプと、電動ドライブトレーン冷却口
・新たなイメージのドアミラー(スワンネック状のステー)
が注目ポイントです。
斬新かつ視覚的インパクトのある造形には、機能の裏付けがあります。
そして、話は別の車に移りまして・・・

今年の5月中旬には、毎年恒例の"
Concorso d’Eleganza Villa d’Este"(コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ)がイタリア・コモ湖畔で開催され、その会場でこの美しい車が発表になりました。
BMW ALPINAの新時代を告げる、世界に1台のデザイン・スタディ「
Vision BMW ALPINA」です。
極めて細い「目」と縦に長いグリルの組み合わせからなるフェイスは、現行7シリーズとの共通性も感じます。

スタイリングは伸びやかで、優雅さと速さを感じさせます。
テールランプは細い2本の線を平行に配すことで「L」字型を表現していると推測します。
この車も、BMWが進むデザインの未来を示していると思われますが、BMW M Concept Neue Klasseとはフロントフェイスもディテールも大きく異なります。
実は、この両車の方向性の違いには、理由があると思われるのですが・・・
ちょっと長くなってしまったので、続きは後編(3週間後の予定です)にて書こうと思います。
間が空いて恐縮ですが、楽しみにお待ちください!