320i SEはずば抜けてリーズナブルですが、
それ以外のモデルも極めて優れたコストパフォーマンスを誇ります。
上図によりますと、320i (標準車)同士の比較で
先代に比べ58万円相当もお得な価格設定となっています!
「無いと不便」な装備は全部ついています。
「あった方が便利」な装備もほぼ全てついています。
あとはサン・ルーフをお好みで、といった位の充実ぶりです。
「ここまでの装備は必要無い」と、最初にもし思われても
一度慣れてしまうときっと手放せなくなる便利な装備が揃っています!
★ マニュアルの設定もあります! (画像は海外仕様です。)
上記のSEを除く全車に、8ATに加え6M/Tの設定(右ハンドル)があります!
標準車やSportだけでなく、LuxuryやModernでも選べるところが泣かせます。
先代320iや先々代318i、先々々代318isでもM/Tの設定がありました。
輸入車セダンで唯一の存在であり、BMW JAPANのお家芸・伝家の宝刀?です。
ただし今までと大きく異なるのは、新型はターボ車だということです。
自然吸気2.5Lクラスのパワーは、爽快な加速をもたらせてくれるものと予想します。
今度の3シリーズM/Tは、「味」だけでなく「速さ」も手に入れました。
ただし燃費(JC08モード)は、なんと8AT車の方がほんの少し良いのが驚きです。
M/Tが劣る、というよりも多段化の効果もあって8ATが非常に優れていると言うべきでしょうか。
(BMWが1シリーズにまで8ATを導入した理由と効果が、このことからも垣間見えます。)
多段ATやDCTに燃費や速さでも追い越され、今や圧倒的に希少な存在となってしまったM/T車ですが、やはり車と濃密に会話しようと思うとM/Tに勝る変速機はありません。
M/T車を買えるということは、今や「贅沢な選択」と言っても良いのかもしれません。
引き続き日本仕様にM/T車が設定されるためにも、
ぜひこの「贅沢な車」にどんどん売れてほしいと個人的にも思います!
ということで、まとめますと・・・。
"323i"を名乗っても良い程の動力性能を持ちながら
全車エコカー減税・補助金対象となる低燃費を実現し、
先代に比べ飛躍的に装備を充実させて、
今や極めて希少なM/Tも選べる新型320iは、
新型3シリーズの中核であることはもちろん、輸入車セダンの中核を
引き続き担ってくれることと思います!