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SUPER GTの今シーズンの第6戦が、8月27日(土)・28日(日)に鈴鹿サーキットで行われました。

50年の伝統を誇る鈴鹿1000km耐久レースであり、その距離を考慮して通常のレースよりポイントが高く設定されています。


M6 GT3は、前戦の経験からオーバーヒート対策を施したものの、BoP(性能調整)によりターボのブースト圧が引き下げられたことや、様々なトラブルもあり、苦戦を強いられる展開になりました。




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Team Studie マシンは点火系のトラブルにより、練習走行を重ねることができず、セッティングを煮詰められません。

前戦に続き「ぶっつけ本番」で迎えた予選は、ワンアタック後にエンストし、再始動することができません。

それにより予選はQ1で敗退、20番グリッドとなります。




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ARTA も苦しい展開になります。

BoPの変更に加え、前戦の優勝によりハンディウェイトが74kgに増えており、タイムが伸びません。

こちらもQ1で敗退し、24番グリッドになります。

決勝は追い上げも可能な1000kmの長丁場とはいえ、BMW勢にとって厳しい予選結果です。




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決勝の朝を向かえ、Studie M6は、さらに苦境に見舞われます。

ウォームアップ走行中に冷却水のパイプが外れ、ピットに戻ります。

復旧を急ぎ各部をチェックすると、エンジンブローが確認され、決勝レースへの出走を諦めることになってしまいました...。

(M6 GT3の冷却能力不足による前戦での過熱が、随所に負担をかけたことが遠因のようです。)




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ARTA M6、決勝は予選より気温が下がったことによりバランスが改善します。

22番グリッドから次第に順位を上げ、最高で13番手になるものの、ピットロードでの速度違反によりドライブスルーペナルティを受けてしまいます。

その後は順位を大きく上げることができず、14位でチェッカーを受け、チームポイント1点を獲得しました。

(この結果、ARTAのチームランキングは5位、ドライバーランキングは3位に下がりました)



タイトルを狙うBMW勢にとって、今戦は厳しい結果となってしまいましたが・・・




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レースは、結果が数字で表されるので明快な反面、時に冷酷だったりします。


Team StudieのBOB鈴木チーム代表兼監督も、実は

「ついでに言うとレースも嫌い。

 レーシングカーが大好きなのと レースのイベント感は好き。

 勝ち負けハッキリさせる行為が嫌い。」 とブログで書かれたりします。



ですが、今回もモータースポーツの楽しさ(と厳しさ)を多く発信され、

クルマの世界の奥深さを伝えてくれました!




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(厳しい状況の中でも、ヨルグ・ミューラー選手は優しく写真撮影に応じてくれました)



そして・・・!

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次戦の第7戦:タイ(10月8〜9日)には、Studie、ARTAの両チームに加え、
オーストラリアのMARC GTチームが、M6 GT3でスポット参戦するようです!



もちろん、BMW本社(BMW Motorsport)では、
M6 GT3の抜本的な熱対策やマシンの改善を早急に進めています。








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ちなみに、先月に行われた「GT3カーのレースとして世界最大級」である伝統のスパ24時間でも、M6 GT3が優勝しています!

M6 GT3がGT3カテゴリーでトップクラスの速さを持っていることは間違いありません。


今シーズン残り3戦でもBMW勢が活躍し、

モータースポーツの楽しさを届けてくれることを期待します! G.Sekido




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SUPER GTの今シーズンの第5戦が、8月6日(土)・7日(日)に富士スピードウェイで行われました。

ここ富士は第2戦でM6 GT3がポールポジション獲得&2位入賞した、相性の良いコースです!




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ですが、Team Studie のマシンには予選直前の公式練習でドライブシャフトにトラブルが見つかり、ほとんど走ることができません。

(M6 GT3はデビューシーズンということもあり、熟成不足によるトラブルが度々起きています。)

ぶっつけ本番で迎えた予選は、赤旗中断にペースを乱されたこともあり、20番手でQ1敗退となってしまいました。




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一方、ARTA はドライバー、マシン、タイヤ(ブリヂストン)が見事に噛み合います。

Q1は小林 崇志選手が1番手で通過、Q2では高木 真一選手が一発でトップタイムを出し、今期2度目のポールポジションを獲得します!




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決勝は、ARTA M6は10周目までは安定したペースで2番手を引き離していたものの、水温が著しく上昇してきます。

高木選手は車を労りながら走行を続けるものの、2位のHitotsuyama Audi R8 LMSが迫ります。
(R8は今戦でBoPが+35kgから+15kgへと軽減され、競争力を増しました)


車列の中を走るStudie M6は冷却がさらに困難で、大幅にパワーダウンしシフトチェンジも不調になります。

暑い日本の気候に対しては、M6 GT3は冷却性能がまだ万全では無いようです。


首位を走るARTA M6の背後にHitotsuyama R8がピタリと着け、オーバーテイクされるのは時間の問題と思われましたが・・・




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GULF 911との接触が元でR'Qs SLSのボンネットが外れ、その影響でセーフティーカーが導入されます。

そのためARTA M6はエンジンとタイヤをクールダウンすることができ、なんとか息を吹き返します!

(その一方、Studie M6はスローダウンし、大きく順位を落としてしまいます。)




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さらにARTA M6にとって追い風になったのは、ピット作業がライバル車両より6秒も早かったことです。

(見事なチームワークに加え、水温上昇したエンジンがセーフモードに入りかけて燃料消費が減ったことにより、給油時間が短くなったことも要因のようです。)

その後もR8が背後に迫りますが、小林選手は(時には土屋 圭市エグゼクティブ・アドバイザーに無線で励まされながら)渾身の走りを続けます。

そして・・・!




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ゴールラインまで何とかR8を押さえきり、ARTA M6が今季初優勝を飾りました!!

なんとその差は0.109秒という激戦でした!

M6 GT3のSUPER GTの初勝利であり、BMW勢にとっては一昨年の第6戦以来の優勝です!




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ベテラン&若手ドライバー&チームマシン、タイヤ、そして運、その全てが噛み合った涙の優勝でした!

おめでとうございます!

これにより、ARTAチームランキングドライバーランキング共に首位に立ちました!




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一方Studie M6のステアリングをミューラー選手から託された荒選手は、水温の高さに悩まされながら懸命のドライビングを続けます。

その結果、20位で完走し、チームポイント1点を獲得しました。

荒選手は1分40秒台というこの日の決勝レースベストタイムを更新したことからも、M6 GT3 + ヨコハマタイヤの競争力の高さが窺えます。

第5戦(第3戦は中止になったので実質的に4戦)を終え、残りはまだ4戦ありますので、
後半戦での挽回を期待します!




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ドイツ車同士の激戦を制したM6 GT3は、今週末は第6戦:鈴鹿に挑みます!

伝統の鈴鹿1000km耐久レースであり、大量得点のチャンスです!

(今週末は弊社では、先日のブログでもお伝え致しましたi8の特別試乗会を開催いたします)

ぜひ、晩夏に魅せるBMWの走りにご注目ください!  G.Sekido




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SUPER GTの今シーズン第4戦(実質第3戦)が、7月23日(土)・24日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。

(5月21〜22日に予定されていた第3戦オートポリスは、先の熊本地震の影響で開催が中止され、ツインリンクもてぎで最終戦の前日・11月12日(土)に代替レースを行うと発表されました。)


ヤマハのテストコースに端を発するSUGOは、タイトなレイアウトの影響もありアクシデントが多く、「SUGOには魔物が棲む」とも言われています。




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SUGOはコースが狭くタイトなコーナーが連続し、JAF GT勢やマザーシャーシ勢が得意としています。

Team Studie は、予選ではセッティングを煮詰めきれず苦戦します。

Q1をミューラー選手が担当し渾身のアタックをするものの、わずか0.051秒差でQ2進出はならず、17番グリッドで決勝を迎えることになります。




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ARTA は高木 真一選手がQ1、小林 崇志選手がQ2を走り、6番グリッドを獲得します。(GT3勢では2番手)

前戦では見事ポールポジションを獲得していることから見ても、「ブリヂストンは予選に強い」という特性がありそうです。




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迎えた決勝は、霧雨の中、スタートします。

ARTAはタイヤの温まりが悪く、1周で3つポジションを落し9番手になる一方、

Studieはミューラー選手の躍動的な走りで1周で5台を抜き12番手にジャンプアップします!


隊列が決まってからは、SUGOはコース幅が狭く抜きにくいこともあり、膠着状態になり周回を重ねます。




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ARTAは、小林選手にドライバー交代後、またもタイヤの温まりが悪く苦戦します。

そして31周目、後続車に接触されたことでスピンを誘発し、リタイアとなってしまいました...。




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Studieは荒 聖治選手に交代後も果敢な走りを続け、71周目には9番手までポジションを上げ、さらに上位を狙います!

ですが71周目に起きた他車の大クラッシュ(ドライバーは無事でした)で赤旗中断になります。(今年も「魔物」が現れた、ということでしょうか..?)


その後も結局レースは再開されず、70周終了時点での順位でフィニッシュ、という裁定が下ります。

それにより、Studie10位に入賞し、貴重なポイントを獲得チーム4点ドライバー1点)しました。


終盤の走行ペースはトップグループと遜色無かったので、予選でのセットアップさえ決まれば・・・とも思えますが、17番手からスタートしたことを考えれば上々の結果とも言えるかもしれません。


次戦の富士やその次の鈴鹿はM6 GT3の特性に合ったサーキットなので、期待できます!



ところで、話はガラッと変わりまして、3年ほど前の出来事のようですが・・・。



ある日、4歳のイーライ君と、叔父のベンさんは理想の車について語り合っていました。

その時に語ったイーライの理想の車の条件は以下の様なものでした。

・車体はBMW
・タイヤは42輪でもちろん42輪駆動
・エンジンはエンジン19基、それぞれ459馬力 (合計8700馬力)
・運転席は3つでそれぞれ同時に運転できる
・そして、トランクにはいっぱいのおもちゃが詰まっています。

この条件を満たすようなデザインを考えてほしいとベンさんはネット上に公開しました。

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すると、ネット上では様々なデザインが提案され、盛り上がりました♪



その盛り上がりを聞きつけたのか、その後なんとBMW USAのFace Bookページにて、

イーライ君向けに公式デザイン?が発表されたのです!!




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さすが公式画像だけあって、カッコイイですね!!

デザインの完成度が高いだけでなく、BMWの技術が惜しげもなく投入されている?ようです♪

(イーライ君も喜んでくれたのではないでしょうか♪)

実在したら、サーキットでは無敵かもしれませんね・・・? G.Sekido



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SUPER GTの今シーズンの第2戦が、5月3日(土)・4日(日)に富士スピードウェイで行われました。

開幕戦で3位入賞を果たしたM6 GT3は、500kmの長距離勝負に挑みます。


富士は開幕前の合同テストでGT300クラスベストラップを刻んだこともあり、予選が期待できます。

(ちなみにBOPを含む第2戦の参加条件開幕戦からさらに更新され、M6 GT3は最低地上高が10mm強下がる等の変更がありました。)




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ARTA は高木 真一選手がQ1を担当し、何とコースレコードを0.5秒も更新するタイムでQ1トップに立ちます。

Q2は小林 崇志選手がさらにそのタイムを0.3秒更新し、唯一の1分35秒台でポールポジションを獲得します!




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Team Studie は、Q1をミューラー選手が3番手タイムで突破します。

(第1戦岡山での3位入賞によるポイントに基づく22kgのウエイトハンデがあり、ハンデが無いARTAとは条件が異なります。)

Q2は荒選手が担当し4番手のタイムを刻み、2列目からの連続入賞を目指します!



M6 GT3は予選1位&4位を占め、コーナリングに加え直線スピードにも優れていることが表れています。

前戦の予選で上位を独占したAMG GT3が最高速が伸びず、下位に沈んだこととは対照的です。




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決勝では、4番手からスタートした荒選手が巧みに2台を抜き、2週目にはBMWの1-2体制になります。

2014年開幕戦での快挙を思い起こさせる光景です!




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ですが、その快走は転機を迎えます。

14週目、Studie M6の荒選手はステアリングに異常を感じ、予定外のピットインを行います。

原因はパワーステアリングフルード漏れで、メカニックが懸命の交換作業を終えた時にはトップから15週遅れになっていました。

上位入賞は難しくなりましたが、完走ポイント獲得を目指し、ミューラー選手はハイペースで追い上げます!




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ARTA M6は快走を続け、トップのまま1回目のピットインを迎えます。

ボディが大柄なこともあって燃費に優れているとは言えないM6 GT3は、給油に時間がかかります。

全車が1回目のピットインを終えると、ARTA M6は2位に順位を下げていました。

(ピットタイムがARTA M6の1分6秒に対しB-MAX GT-Rは53秒で、その差が明暗を分けました。)




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さらに2回目のピットインでは、VivaC 86が軽量であることを生かしタイヤ無交換(給油のみ)でピットアウトし、ARTA M6の前に出ます。

ですがスピードに勝るARTA M6はコース上でVivaC 86を抜き、2位を取り返します!

その後も1位との差を縮め、約4秒差の2位でフィニッシュしました!




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1位を狙える速さもあっただけに、表彰台での高木選手・小林選手の表情には悔しさもにじみます。

M6 GT3にとって、前戦ではタイヤが、今回は燃費が重要な要素になりました。




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一方Studie M6はその後もハイペースで走行し、86周の24位でフィニッシュしました。

トップ(102周)の75%(77周)を上回ったため完走扱いになり、貴重な1ポイントを獲得しました。








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M6 GT3は、コーナリングも最高速も優れ苦手コースが無く、評価がさらに高まっています。

荒選手によると「昨年までのZ4のコーナリング性能の良さに、ストレートスピードを上乗せしたようなマシン」とのことです。

タイヤや燃費といったキーポイントもありますが、セットアップ技術や戦略が進めば、改善されていくのではないでしょうか。

最初に表彰台の頂点に立つのは、どちらのチームでしょうか・・?

今年のBMW勢の大活躍を期待します! G.Sekido



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SUPER GTの新シーズンの第1戦が、4月9日(土)・10日(日)に岡山国際サーキットで行われました。

(写真は、レース前に行われた「ミスターGT」こと脇阪寿一さんの引退セレモニーです)




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3月26日・27日に行われた開幕前の合同テストでは、Team Studie のM6 GT3はGT300クラスベストラップを刻む等、速さの片鱗を見せつつシーズンに臨みました。


その速さが際立っていたのか、開幕戦2日前に暫定的なBoP(性能調整)の変更が発表され、M6 GT3は最低重量の+30kgの引き上げと、ターボの最大過給圧の数値を減らされます。

このような調整や、シーズンが進むごとに課されるウエイトハンディが毎年のSUPER GTの激戦の秘訣でもあります。

強者の宿命と言えるかもしれません。




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そうして迎えた予選は、ミューラー選手がQ1を9番手で突破し、Q2は荒選手が渾身のタイムを刻み、予選3位を得ます

予選1番の86MCや2番手のAMG GT3とはコンマ3秒以下の差しかなく、決勝での激戦が期待できそうです。

(その2台は共に自然吸気エンジンながらターボエンジンのM6 GT3を予選で上回ったことに、BoP変更の効果を感じます)




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決勝は、スタートドライバーをミューラー選手が努め、手堅いスタートを切ります。

そしてトップ勢は順位の大きな変動がなく、周回を重ねます。

上位2台がタイヤ&ドライバー交換のためにピットインした後の数週は、Studie M6はラップリーダー(暫定1位!)として周回を重ね、29週目にピットインします。




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ですが、Studie M6の背後を走っていたグッドスマイル(初音ミク AMG)も同時にピットに飛び込み、ピットアウト時には逆転されてしまいます...!

Studie M6がタイヤを4本交換したのに対し、グッドスマイルは左側2本のみの交換という作戦に出たためです。

(SUPER GTはタイヤ交換ができるクルーは2人までと定められているので、4輪を同時に交換することはできません)

M6 GT3は直線スピードにもハンドリングにも優れていますが、大きめのボディサイズの影響もありタイヤにはやや厳しいマシンのようです。

そのため、Studie M6にとって2本交換という作戦は選択肢にありませんでした。



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前半トップを走った86MCがタイヤ交換後は次第に順位を下げたことにより、Studie M6は3位に順位を上げ周回を重ねます。

上位2台に肉薄するまでには至らないものの、荒選手はM6を巧みに操り、3位でフィニッシュしました




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開幕戦かつM6 GT3のデビュー戦で、3位表彰台を得ました!

3月にここ岡山で行われた公式テストではStudie M6はミッショントラブルによりほとんど走れず、データが取れませんでした。

その事も考えると、3位は素晴らしい結果だと思います。


(ちなみに一昨年はここ岡山で、BMW勢は1-2フィニッシュを決めました。当時はBMWを駆る同僚チームであったグッドスマイルと共に、同じ開幕戦で表彰台に上るのも感慨深いです。)






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一方、今シーズン同じM6 GT3を走らせるARTAは、予選7位・決勝11位でした。

(序盤にはドイツ車3台によるバトルも見せてくれました。)

参戦車が昨年までのミッドシップ(CR-Z)からFRに駆動方式が変わったことや、ARTAが履くブリヂストンはBMW(Z4)を走らせていなかったことによるデータ不足等にも理由があるようですが...。

経験豊かなARTAのことなので、すぐにトップ争いに加わってくれるものと思います!

(ARTAもタイヤに厳しかったというコメントがあるので、M6 GT3にとってタイヤは今後も重要な要素になるかもしれません)




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開幕戦を3位入賞という上々の結果で終え、両ドライバー&監督のコメントも非常に前向きです。

車のポテンシャルも、チーム体制も、チームを鼓舞する6人のユニット「MUSE」(女神)も、他チームを凌駕しています!

表彰台の中央で、勝利の女神が歓喜する日も近そうですね! G.Sekido



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