新型4シリーズクーペの試乗車ができました!
前々回のブログでもご紹介した、
M440i xDrive(アークティック・レース・ブルー)です!
胸のすく吹け上がり、滑らかな作動、優れた作動特性、感情に訴えかけるサウンド。
新型BMW M440i xDriveクーペに搭載された直列6気筒エンジンは、スポーティな駆けぬける歓びに関連するすべての基準を極めて高いレベルで満たします。
という説明に偽りはありません。
私が乗っている
M240iクーペと比べると、同じ3.0LのB58エンジンながら最高出力は340PSから387PSへと引き上げられています。
(最大トルクは51.0kgmと不変ながら、より高回転までトルクを維持することでパワーアップしています。)
それに伴い、レスポンスもサウンドもさらに磨き上げられていると感じます!
「
新型4シリーズのドアは(8シリーズも超えて)BMW最長」とのことで、それによって後席の乗降性を高めています。
開口部が大きいと前席のシートベルトが取り出しにくくなりますが、標準装備の
ベルト・フィーダーによってそれを補っています。
流麗なスタイリングと、フル4シーターとして使える利便性を両立しています。
極めて高いボディ剛性感とxDriveによる安定感により、あらゆる状況で素晴らしいエンジンを堪能できます。
ぜひ、
最先端のデザインと走りの新型4シリーズをご試乗ください。
さらにもう1台、
最先端を象徴する試乗車が登場しました。
3シリーズのプラグインハイブリッドモデル、
330e M Sportです!
外部からの充電が可能なリチウムイオンバッテリーの容量が、旧型の330e(F30型)の5.7kWhから約80%拡大され10.4kWhになりました。
それによって満充電時のEV走行距離が、NEDCサイクル値で従来の37〜40kmに対して新型では59〜66kmと、約50%増加しました。
日常のかなりの用途が、EV走行によって補える程です。
静粛性も
旧型の330eと比べて飛躍的に向上していると感じます。
PHEVは走行中も頻繁にエンジンが停止/再始動しますが、その切り替えを意識させられることが無くなりました。
それでいてアクセルペダルを踏みこむと、新たに設けられた
Xtra Boost(エクストラ・ブースト)による40psが上乗せされたシステム出力292psを発揮し、豪快な加速も味わえます。
良い意味で癖のない、「静かでとても上質で極めて高性能な車」になりました!
M440i xDrive クーペと330e M Sportは、斬新なデザインに珠玉のエンジンを載せたクーペと、50km以上のEV走行も可能な快速で上質なセダン、同じプラットフォームながら対極と言っても良いような個性を持った2台です。
どちらの「最先端」がお好みでしょうか?
ぜひご試乗の上、お確かめください!
G.Sekido