早いもので今年も残りわずかとなりました。
今年のBMWや弊社の活動を振り返るという意味も込めまして、
「今年の当ブログを象徴する記事」を独断で選びました。
ぜひこの機会にご覧ください!
まずは、
【弊社に関する記事】部門です!
【 新しいBMWの「教習車」 】
弊社の
グループ会社の自動車教習所(
苅安賀自動車学校・
岐阜南自動車学校・
稲沢自動車学校)では、従来より高速教習車に
BMWを使用しています。
その3校に、新たにX1と2シリーズグランクーペ の教習車を導入致しました!
車種は
X1 xDrive 18d・
218dグランクーペと、いずれもディーゼルモデルです。
ちなみに弊社グループでは
20数年前から、
3シリーズセダン(
E30,E36,E46,E90型)および
先代X1の「教習車仕様」(BMW Japanによる製作)を導入してきました。
今回は初めて当社が独自に教習車用として企画し、導入致しました。
免許を取得される方に
BMWに乗ってもらえることは、ブランド自体の宣伝にもなることに加え、特に高速道路教習では車両の走行性能や安全性の一端を肌で感じてもらえるいい機会になると思います。
弊社に加え、
自動車学校3校を含むグループ会社各社のご利用も、ぜひ宜しくお願い致します!
他には、
【 BMW Japanが40周年を迎えました! 】では、弊社とインポーターの歴史も振り返りました。
次は、
【新型車紹介】部門です!
【 4シリーズ グラン クーペのデビューです! 】
ショールームに登場した4シリーズグランクーペの特徴を、実車及び他車の側面図との比較によって解説しました。
3シリーズ セダンと
4シリーズ グラン クーペの側面図を比較すると、実は後席空間にはあまり違いがありません。
フロントオーバーハングの延長と、リアガラスの傾斜をなだらかにすることによって、流麗なスタイリングを成立させています。
一方、4シリーズグランクーペの先代と新型の側面図を比較すると、新型の方が室内の特に上下寸法がかなり拡大しているように見えます。
その空間の拡大によりヘッドクリアランスを大きくするよりも、シート座面やベルトラインも上げて、着座位置の適正化による居住性の向上(特に後席)が図られているようです。
エレガンスとスポーティネス、そして確かなユーザビリティを備えた4シリーズは、
栄誉ある2つの賞にも輝きました!
そして、当ブログ名物?の
【マニアックネタ】部門です!
【 本当に地球に優しい車とは...? 】
気候変動対策を協議する国連の会議COP26において、「全世界で2040年までに、
販売される新車を全て電気自動車など『排出ゼロ車』にすることを目指すとの宣言に、イギリスやスウェーデンなど24か国や複数の自動車メーカー(
GMやベンツ等)が署名する一方で、
日本・アメリカ・ドイツ・中国・韓国などの主要な自動車生産国は署名しませんでした。
上記のグラフ等の分析資料からも明らかになっていますが、製造過程も含んだCO2排出量を評価すると「一定の割合(国によっては半分に近い程)の自動車が、EVに置き換えるとかえってCO2が増加してしまう」と推測できるからです。
しかも
EVは、
航続距離や価格などの根本的な解決が難しい問題も抱え、資源価格の高騰の影響から
リチウムイオンバッテリーの価格も上昇傾向にあります。
利便性・経済性の点で、
EVは内燃機関車とは明らかな違いがあります。
自動車とCO2削減については、他の投稿でも触れました。
【 低炭素化に向けたマルチ・ソリューション 】
二酸化炭素低減を目的として、各メーカーが電気自動車の開発・普及に取り組んでいます。
ですが、
電池と燃料では「エネルギー密度」が大きく異なり、同じ重さから発生できるエネルギー量の違いは約100倍にもなります。
移動体である自動車にとって、その違いは決定的な要素であり、避けることができない宿命であると言えます。
今年3月にBMWのツィプセ社長は、
エンジン車の未来についての力強いメッセージ を発しました。
「世界の多くの市場で自動車を販売しています。それゆえ1つの技術(EV)に依存するには早すぎます。
電動化を進めていくのは間違いありませんが、それはすぐに1つの技術(エンジン)が終わることを意味しません。
エンジンにも未来はあります。」
BMWは水素燃料電池車(FCV)の開発も進めています。
国内では地熱発電を利用したグリーン水素の生産が始まるなど、新たな取り組みも始まっています。
BMWの展望と挑戦については、今後も注目していきたいと思います。
そして最後に、
【最もいいね!を頂いた記事】部門です!
※ SUN MOTORENのFBページにおけるブログ投稿のお知らせに頂いた「いいね」の数で決定しました。
本国発表になった新型2シリーズクーペについても、側面図を従来型と比較することで成り立ちを推測しました。
新型2シリーズクーペは「従来型からキャビン構造は流用しながら、ホイールベースやトレッドを大幅に拡大して最新技術を導入する」という、見方によっては「超ビッグマイナーチェンジ」であるようです。
その極めて珍しい手法によって成り立った、この時代における奇跡のような存在であり、今後はさらに得難い珠玉の名車になると思います。
BMWの「駆け抜ける歓び」は、変化しながらも今後も引き継がれると信じます!
以上、今年を紹介する記事でした!
(2013年、14年、15年、16年、17年、18年、19年、20年の紹介記事もぜひご覧下さい。)
「 当社独自の情報や、他ではなかなか得られない情報 」を盛り込み
「 数あるBMWディーラーブログの中で最も読みごたえのある内容 」も引き続き目指して行こうと思っています。
今後も、弊社の
ブログ と
FBページ を宜しくお願いします!
G.Sekido