新型M3&M4が日本に上陸しつつあり、改めてそのデザインが話題になっています。
昨年秋にデビューした
4シリーズクーペの流れを汲みながら、そのデザインはさらにスポーティーかつアグレッシブです!
BMWの歴史を紐解くと、キドニーグリルは縦長だったり(502や2002)、クロームの縁取りが無かったり(M1)したこともあります。
ですが、
グリル内部のルーバーが横方向なのは、新型M3&M4が初めてでは無いでしょうか...?
先代が流麗さも感じるのに比べ、新型は凄味が増しています。
新型M3・M4共に、「性能に裏付けられた機能美」を感じます!
M3は、新型で6代目になります。(M4という名前は新型が2代目です)
その
36年にも及ぶ歴史は、他に類を見ません!
モータースポーツに端を発する初代は2ドアモデルのみでしたが、代を重ねてボディバリエーションやトランスミッションの選択肢を変えてきました。
先代は世界中で高く支持され、
初代の6倍もの販売台数となりました。
新型M3&M4は、先代の7DCTに替えて8ATを採用しました。
510PS/6250rpm、650Nm/2750-5500rpmものハイパワー&トルクを効率よく伝えるするために、4WD(M xDRIVE)を歴代で初めて設定しました。
運転支援システムも、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能や全車速対応型のアクティブクルーズコントロール、車線維持支援機能、パーキングアシスタント、リバースアシスト機能などを標準装備としました。(トラックパッケージを除きます)
スポーツ走行性能に加え、日常使用での利便性や安全性も向上させています!
新型M3の販売に関しては、国やグレードの内訳は上図のように予想されているようです。
国別では、カナダが4%、アメリカが41%、イギリスが14%、ドイツが7%、中国が6%、日本が4%、オーストラリアが6%とのことです。
BMWの
全モデルの国別のシェアと比較すると、
「日本は相対的にMモデルの人気が高い国」のようです。
(同様にアメリカもMの人気が高く、中国はとても低いようです)
グレード別では、標準モデルが12%、Competitionが28%、Competition M xDriveが60%となっています。
つまり
高性能な4WDモデルが過半数を占めるとの予想です。
昨今のハイパワー化に対応し4WDの必要性が増していると同時に、技術の進歩によって4WDの効率向上や操る楽しさが増していることが表れていると思います。
上図は新型M4に関する予想です。
国別は、カナダが4%、アメリカが30%、イギリスが18%、ドイツが12%、中国が11%、日本が5%、オーストラリアが6%とのことです。
M3とM4は総販売台数に違いがあるので直接比較は難しいですが、
アメリカは4ドアであるM3の、中国は2ドアであるM4の人気が相対的に高いようです。
グレード別では、標準モデルが8%、Competitionが29%、Competition M xDriveが63%となっています。
「
M3よりもM4の方が、より高性能グレードの人気が高い」と予想されているようです。
時代に応じて変化・成長しながらも、
Mの「駆け抜ける歓び」を最優先にした車創りは不変です!
デザインも性能もさらに進化したM3&M4を、宜しくお願いします!
G.Sekido