そうして迎えた予選は、ミューラー選手がQ1を9番手で突破し、Q2は荒選手が渾身のタイムを刻み、予選3位を得ます! 予選1番の86MCや2番手のAMG GT3とはコンマ3秒以下の差しかなく、決勝での激戦が期待できそうです。
(その2台は共に自然吸気エンジンながらターボエンジンのM6 GT3を予選で上回ったことに、BoP変更の効果を感じます)
ですが、Studie M6の背後を走っていたグッドスマイル(初音ミク AMG)も同時にピットに飛び込み、ピットアウト時には逆転されてしまいます...! Studie M6がタイヤを4本交換したのに対し、グッドスマイルは左側2本のみの交換という作戦に出たためです。
(SUPER GTはタイヤ交換ができるクルーは2人までと定められているので、4輪を同時に交換することはできません) M6 GT3は直線スピードにもハンドリングにも優れていますが、大きめのボディサイズの影響もありタイヤにはやや厳しいマシンのようです。
そのため、Studie M6にとって2本交換という作戦は選択肢にありませんでした。