次世代のパイオニア・
BMW iXの試乗車ができました!
ソフィスト・グレーのiX xDrive40です。
オプション装備の
スポーツ・パッケージによって、ボディ各部がより精悍に仕上げられています。
「
走るリビングルーム」とも評されるiXの内装は、BMWの他モデルとは一線を画しています。
シートはソフトな触感を重視し、座面の側面までレザーを貼りクッション性を持たせています。
(そのため、シート操作スイッチはドアトリム側に配されました。)
斬新な6角形のステアリングは9時15分位置での手の馴染みも良く、グリップポジションが定まり操舵角を認識しやすいというメリットも感じます。
iDriveコントローラーの前方のスマホを立てて刺せるホルダーなど、利便性にも優れています。
量産車初採用となる曲面ディスプレーは、視認性が高いだけでなく未来志向のデザインが強調されています。
ドライビングモードの「PERSONAL」「SPORT」「 EFFICIENT」は
アート作品のようなグラフィックで演出され、iX独自の世界観に繋がっています。
14.9インチと大きなコントロール・ディスプレーは、操作性にも優れています。
シート・ベンチレーションとシート・ヒーターのそれぞれの強度を独立して操作することもできます。
グラミー賞・アカデミー賞を受賞した映画音楽の作曲家ハンス・ジマー氏と共同開発された特別な走行音
BMW IconicSounds Electricも、未来志向のドライビングフィールを演出します。
特に
SPORTモードでの
包み込んで湧き上がってくるようなハーモニーは、エンジン音とは異なる高揚感をもたらします。
静かで滑らかで、それでいて力強いドライブフィールは、ピュアEVならではであるのと同時に、その全てのレベルの高さはiXならではだと思います。
ゆったりしているのにふわついていない乗り味や、リラックスして操れるのに遊びが極小でシュアなハンドリングなど、
相反する要素を極めて高い次元で両立しています。
「走るリビングルーム」という特性は、後席にもおいても顕著です。
ラウンジ・パッケージに含まれる「インテリアデザインSuiteレザーアミド」で仕上げられたシートは体を包み込み、フロアはセンタートンネルが無くフラットです。
ファースト・クラス・パッケージに含まれる「
スカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフ」は、
ワンタッチで電気的に透過率を変更することができます。
iXはアルミスペースフレームを基本として、カーボンコンポジットやアルミニウム、高張力鋼板、熱可塑性プラスチックなどを用いた“インテリジェント・マテリアル・ミックス”と呼ばれるボディ構造により、軽量化が図られています。
ドアやリアゲートを開くと、ボディの一部に
カーボン繊維の折り目が見られ、この車の非凡なポテンシャルが伺えます。
成り立ち・デザイン・使い勝手・走行性能のいずれも、従来のBMWとは一線を画した超意欲作であり、極めて高い商品力を持っていると思います。
ぜひ、
iX3の試乗車と併せて、BMWのピュアEVの卓越した魅力をお確かめください。
ご来店をお待ちしております。
G.Sekido