BMWは、2016年3月7日で創立100周年を迎えました。
それを記念して、コンセプトモデル"BMW VISION NEXT 100"が発表されました。
画期的な内外装の構造や自動運転技術を盛り込んだ、次の100年を象徴するモデルです。
ミュンヘンのオリンピック・ホールでは2000人ものゲストを前に盛大な式典が開かれ、BMWグループの過去・現在・未来が紹介されました。
また、BMWが創業当時に使用した歴史的なビルである"Moosacher Strasse 66"に移転されたBMW Group Classicの貴重なコレクションが、初めてメディアに公開されました。
今後は日本でも、「THE NEXT 100 YEARS - 胸躍る未来へ、加速する」というキーワードと共に、色々な催しや活動が行われると思われます。
そんな100周年記念日を控えた3月のある日に、私はとある用件で東京駅八重洲口近くのBMW JAPAN本社を訪れました。
用件が済んだ後、同じビル(グラントウキョウサウスタワー)の1階に行きました。
以前よりこのフロアは「BMW Group Studio」という名称でBMWやMINIの最新モデルを展示していましたが、昨秋より新型7シリーズにターゲットを絞った「LOUNGE 7」というスペースになっています。(期間限定です)
ラグジュアリーなギャラリー空間で特別なおもてなしを受けられる、素敵なラウンジでした♪
その次は少し歩いて、あるお店を訪ねました。
(以前より噂に聞いていて、いつか行きたいと思っていた飲食店です)
京橋 伊勢廣(いせひろ)本店という、由緒のある焼き鳥屋さんです。
創業は大正10年ということは95年!もの歴史があります。
創業100年のBMWとほぼ同じですね...!
昼食時ということで、ランチのやきとり丼を頂きました。(ちなみにご飯のお代わり無料です)
「焼き鳥に対する認識が変わるくらい美味しい」と聞いていましたが、まさにその通りでした!
お店は年季が入ってフランクな雰囲気ですが、味は極めて上品で洗練されています。
素材も調理法も群を抜いて素晴らしく、一口ごとにその美味しさに感動します。
レバーは臭みが全くない上に驚愕の柔らかさで、食べ終わった後もその舌触りが脳裏を離れませんでした。
飲食店でも、自動車等のメーカーでも、通じることだと思いますが・・・
お店や会社の「歴史が長いこと」そのものは、お客様にとって意味や利益をほとんどもたらしません。
ですが、
「商品やサービスが優れているからこそ、長い歴史を重ねることができた」
「長い歴史の中で蓄えられた知識によって、商品やサービスがより磨かれる」
という事は言えると思います。
そんな事も思いながらお店を後にしました。今度近くに来る機会があれば、絶対にまた行きたいと思いました!
今年は、いよいよBMWグループ・モビリティ・センター (BMWとMINIの巨大展示・試乗施設)がお台場に完成します。
(当初の計画より遅れていますが、7月には一般公開されるとのことです)
長い歴史を生かし、さらに進化するBMWグループのなお一層のご愛顧を、よろしくお願いいたします! G.Sekido