過去の愛車編・その1のシトロエンBX編に次いで、ユーノスロードスター編です。 (以下ロードスターと呼びます)
これを読んで頂いてる皆さんの中にも、ロードスターとの思い出のある方も多いのでは・・?
デビュー数か月前CG(カーグラフィック)でプロトタイプが紹介された記事を見た私は目が釘付けになりました。 なんて、カッコいいんだ! このような車がついに日本から出てきたことに感動を覚えました。 この年は他にR32GT-R、Z32、初代セルシオ等がデビュー、俗に国産車のゴールデンイヤーって言われてる年ですね。
それから1989年9月の正式発売までありとあらゆる雑誌を買いこんで毎日眺めてました。 エンジンやミッションはファミリアやルーチェ等のものを流用しているとはいえ、オープン専用設計ボディ! しかも価格もベースグレードで170万からとリーズナブル。 これを絶対に最初の自分の愛車にすると決意しました。 初めて大学の正門前の坂でマリーナブルーの実車を見たときの事は今でも憶えています。 写真のイメージそのまま、いや写真よりも数段カッコいい!!
以下初代ロードスターのカタログの見開き部分です。 まさしく、初代ロードスターのコンセプトを端的に表してると思います。
その後、社会人になりネオグリーンのV SPECIALを購入、その時はすでに1.8リッターにマイナーチェンジをしてましたが、オリジナルの1.6リッターのフィーリングを味わいたかった為、1.6の中古を購入しました。
初めてのドライブをした時の感動は忘れません。 クルマってこんなに楽しいものなんだ。。
納車初日に会社の同期を乗せて奥多摩にドライブに行った際に、いきなり飛び出してきたネコを轢いてしまい、少し凹みましたが。。
エンジンはたいした事なかったですが、低い着座位置、オープンの解放感、カチリと決まるシフト・・ 車から降りれば、思わず振り返りたくなるリトラクタブルであるにも関わらず表情が豊かなフロントから流れるようにリアにつながっている綺麗なデザイン・・・ 目的地もなく、ただ走ってたあのころを思い出します。
散々、方々で語りつくされてる初代ロードスターの美点ですが、良い意味でのカジュアルさにあったのではと思います。
当時は、デザインで飛びついた方も多かったのではないかと思いますし、走りに目覚めた方にも、色々なアフターパーツが有り、好きなように弄ることが出来る。 その後初代のカジュアルさ純粋さはやや失われたとはいえ、20年以上も同じコンセプトで続け、しかもこだわりをもって改良を行っているマツダは本当にすごいと思います。
その後も数台の車を乗り継いでますが、ヒトメボレ度、乗った時のワクワク感では未だにロードスターを超えるクルマに巡りあえておりません。 まあ、初めて自分で購入した車って事で思い入れが強かった部分もあるのでしょうけど。。
巷では次のロードスターはダウンサイジング、軽量化を積極的に考えているとの情報も流れており、楽しみです。 しかも、アルファとのコラボ!もあり、どうなるか興味津々です。 マツダさん、期待してますよ!
次回、ホンダビート編に続きます。。